東京藝術大学奏楽堂における新型コロナウイルス感染拡大防止対策とご来場されるお客様へのお願い (R5.6.22更新)
奏楽堂における演奏会等の開催につきまして、お客様に安心してご来場いただけるよう、新型コロナウイルス感染拡大防止へ取り組んで参ります。
感染予防及び拡大防止のため、みなさまのご理解、ご協力をいただきますようお願い申し上げます。
日時 |
2023年7月30日(日) 15:00開演(14:15開場) |
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会場 | 東京藝術大学奏楽堂(大学構内) |
入場料 |
全席指定 S席5,000円 A席4,000円 |
チケット取り扱い
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♦発売日:6月7日(水) ヴォートル・チケットセンター チケットぴあ 東京文化会館チケットサービス イープラス(e+) 藝大アートプラザ ※本公演のチケットは完売しました。 ※車椅子をご利用のお客様は、ヴォートル・チケットセンター ※チケットご購入の際にかかる手数料など詳細は、各店舗へお問合わせください。
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学生・教職員券 申込フォーム |
【申込フォーム】 【対象】 |
主催 |
東京藝術大学演奏藝術センター |
協力 |
東京藝術大学大学院日本画第三研究室 |
助成 |
藝大フレンズ賛助金助成事業 |
お問い合せ |
東京藝術大学演奏藝術センター |
藝大21 東京藝術大学 演奏藝術センター主催公演
《和楽の美 2023》
優美なる競演、深遠なる恋物語
『源氏物語』夕顔・須磨の巻
❖ご挨拶 <制作統括 萩岡松韻>
第22回「和楽の美」は、昨年からの続きとなる邦楽科各専攻による「源氏物語」をテーマとした「邦楽絵巻物」の下巻となる大作をお目にかけます。
今回は、特別出演として大人気の歌舞伎俳優、皆様ご存知の松本幸四郎丈、高麗屋さんをお迎えいたします。そして、長年の願いであった、能楽 観世流宗家 観世清和、宝生流宗家 宝生和英、両師のご出演が叶うという、これまでにない大変豪華な舞台となります。
邦楽科をあげて皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。
❖恐ろしい物の怪(け)。そして流転。 <構成・作詞 千野喜資>
昨年に続き「和楽の美」は「源氏物語」です。今回は「夕顔」と「須磨」の巻を中心にさせていただきました。
「源氏物語」は平安時代に成立した長編物語です。室町時代に確立した能楽で「源氏物語」の多くの巻が採り上げられました。それはあたかも光源氏が実在した人物のように扱われ、追善供養形式が数多くあります。
物語の主人公・光源氏は乳母の病気を見舞った折に、傍に夕顔の白い花が咲く家の女に心が惹かれました。光はその女のもとへ通ううちに、廃院になった古館へ誘い出します。夕顔の女はその館にいた物の怪に憑りつかれて亡くなってしまいました。後に夕顔の女は、かつて頭の中将が雨の夜の品定めで話していた女であったことを知ります。光の君17歳の時のことでした。
恋多きがもとで、光の君は自ら須磨へ身を置き、都離れした生活を送ります。そこで何故か恐ろしい夢を見るのでした。土地の明石の入道の世話で明石へ移り、入道の娘と心通わす仲となりました。光の君は28歳になっていました。
ゲストは歌舞伎俳優の松本幸四郎さんです。虫干で開いた「源氏物語絵巻」から抜け出した光の君という設定とさせていただきました。また、観世流・宝生流の両宗家が仕舞にご出演いただけることになりました。
邦楽「源氏物語絵巻」の世界へお誘い致しましょう。
【特別出演】観世清和(観世流宗家)
宝生和英(宝生流宗家)
○
松本幸四郎(歌舞伎俳優)
【出演】東音味見純(長唄)
東音瀬川靖代(長唄三味線)
萩岡松韻(箏曲山田流)
上條妙子(箏曲生田流)
藤原道山(尺八都山流)
藤波重彦(能楽観世流)
水上優(能楽宝生流)
花柳輔太朗(日本舞踊)
盧慶順(邦楽囃子)
新谷恵 ・ 八槻純子(雅楽)
迫昭嘉 (指揮)
他邦楽科 ・ 器楽科教員&学生
【作曲】萩岡松韻 東音瀬川靖代 藤原道山
【編曲】松岡あさひ
【作調】盧慶順 福原徹彦
【振付】花柳輔太朗
【構成・作詞】千野喜資
【映像】桐山孝司 上平晃代 越田乃梨子
【照明】(有)ライズ
【舞台監督】増田一雄
【音響・収録】東京藝術大学音響研究室
【制作】楠田健太
【制作統括】萩岡松韻
※スケジュール・曲目・出演者等は都合により変更となる場合がありますので、ご了承ください。
交通のご案内
■JR 上野駅(公園口)・鶯谷駅(南口)
東京メトロ千代田線根津駅 より 徒歩10分
■京成線京成上野駅
東京メトロ日比谷線・銀座線上野駅 より 徒歩15分
※駐車場はございませんので、お車でのご来場はご遠慮ください。