日時 |
2025年11月20日(木) 19:00開演(18:15開場) |
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会場 | 東京藝術大学奏楽堂(大学構内) |
入場料 |
全席指定
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チケット取り扱い
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◆チケット:9月3日(水)販売開始 ヴォートル・チケットセンター チケットぴあ 《Pコード307-006》 東京文化会館チケットサービス 東京芸術大学生活協同組合(店頭販売のみ) ※車椅子をご利用のお客様は、ヴォートル・チケットセンター |
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【対象】 |
主催 | 東京藝術大学音楽学部 東京藝術大学演奏藝術センター |
お問い合わせ |
東京藝術大学演奏藝術センター |
東京藝大シンフォニーオーケストラ 第72回定期演奏会(藝大定期第432回)
▊ ごあいさつ
今回のプログラムでは若きオーケストラが2つの交響曲に挑戦します。
前半は、ブラームスの交響曲第3番をお届けします。作曲者はこの曲の標題性についての言葉は残していませんが、初演を指揮したハンス・リヒターはこの曲を「ブラームスの『英雄(交響曲)』だ」と表現したと言われています。第3楽章の哀愁に満ちた旋律は映画「ブラームスはお好き」にも使われたもので、きっと皆様の耳に残るのではないでしょうか。
後半はショスタコーヴィチの交響曲第5番です。旧ソヴィエト政府の意向に大なり小なり影響を受けざるを得なかった作曲者の創作活動の中で名誉回復を成し遂げた起死回生の名作と考えられてきましたが、近年の研究では当局への皮肉(批判?)や個人的な女性への想いが込められているとの説も発表されているようです。表面的には勝利を祝うかのような、しかしなかなか一筋縄でいかないショスタコーヴィチらしい謎めいた曲でもあります。
音楽の本質を真摯に表現する山下ー史先生の指揮のもと、学生達による熱演を是非お楽しみください。
三界秀実(音楽学部器楽科教授)
▊ 曲 目
ブラームス:交響曲第3番
Johannes Brahms(1833-1897) : Symphony No.3 in F major Op.90
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番
Dmitri Dmitriyevich Shostakovich(1906-1975) : Symphony No.5 in d minor Op.47
▊ 出 演
指 揮:山下一史
Conductor : YAMASHITA Kazufumi
桐朋学園大学を卒業後、ベルリン芸術大学に留学、ニコライ・マルコ国際指揮者コンクール優勝。カラヤンが亡くなるまで彼のアシスタントを務める。その後ヘルシンボリ響首席客演指揮者を務めた。日本国内ではN響を指揮してデビュー、以後主要オーケストラに定期的に出演。
これまでにアンサンブル金沢プリンシパル・ゲスト・コンダクター、九響常任指揮者、大阪音大ザ・カレッジ・オペラハウス管常任指揮者ならびに名誉指揮者、仙台フィル指揮者ならびに正指揮者を歴任。オペラ、オーケストラの両面においてますます注目を浴びている。千葉交響楽団音楽監督、愛知室内オーケストラ音楽監督、大阪交響楽団常任指揮者、東京藝術大学音楽学部指揮科教授。
管弦楽:東京藝大シンフォニーオーケストラ
Orchestra : Tokyo Geidai Symphony Orchestra
東京藝大シンフォニーオーケストラは、音楽学部の2~4年までの弦・管・打楽器専攻生を主体として編成され、古典から現代までのオーケストラ作品(管弦楽曲・協奏曲・オペラ等)を中心に学び、授業の成果を学内外で発表している。これまでに毎年行われる伊澤修二記念音楽祭や日本国際賞授賞式記念演奏会、別府アルゲリッチ音楽祭等に招待され高い評価を得てきた。また近年では外国人客演指揮者を迎えての演奏会も積極的に行い、これまでネルロ・サンティ、ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー、クルト・マズア、ハンス=マルティン・シュナイト、ペーター・チャバ、ドミトリー・シトコヴェツキー、ジョルト・ナジ、ダグラス・ボストックの各氏のほか、多数の共演を果たした。
※スケジュール・曲目・出演者等は都合により変更となる場合がありますので、ご了承ください。
東京藝術大学奏楽堂 [大学構内]
〒110- 8714 東京都台東区上野公園12- 8
交通のご案内
■JR 上野駅( 公園口)・鶯谷駅( 南口)
東京メトロ千代田線根津駅 より 徒歩10 分
■京成線京成上野駅
東京メトロ日比谷線・銀座線上野駅 より 徒歩15 分
※駐車場はございませんので、お車でのご来場はご遠慮ください。