【重 要】東京藝術大学奏楽堂における新型コロナウイルス感染拡大防止対策とご来場されるお客様へのお願い(R3.4.5更新)
奏楽堂における演奏会等の開催につきまして、お客様に安心してご来場いただけるよう、新型コロナウイルス感染拡大防止へ取り組んで参ります。
感染予防及び拡大防止のため、みなさまのご理解、ご協力をいただきますようお願い申し上げます。
日時 |
2021年5月19日(水) 18:30開演(17:45開場) |
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会場 | 東京藝術大学奏楽堂(大学構内) |
入場料 |
♦4/21(水)~販売開始 全席指定 |
チケット取り扱い
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ヴォートル・チケットセンター チケットぴあ 藝大アートプラザ 東京文化会館チケットサービス イープラス(e+) ※チケットご購入の際にかかる手数料など |
学生・教職員券 申込フォーム |
【申込フォーム】
【対象】 |
主催 | 東京藝術大学演奏藝術センター 東京藝術大学音楽学部 |
お問い合せ |
東京藝術大学演奏藝術センター |
管打楽器シリーズ2021
フレッシュ・コンサート
█ ご挨拶
「管打楽器シリーズ2021 フレッシュ・コンサート」へようこそ
世界的な新型コロナウイルスのパンデミックにより、我々音楽系の大学も、他人と合奏するという、音楽教育の根幹が一時的に行えなくなりました。しかし世界中の安全対策の知見と、本学独自の試演会などの知恵を結集して、学生諸君はじめ、多くの方々の努力の甲斐あって、感染リスクを下げた形の合奏授業や、こうした演奏会が行えるようになりました。
今回のプログラム前半は、新入生と附属音楽高校の生徒による木管合奏と、金管楽器と打楽器による合奏で、フレッシュな演奏をお聴きいただきます。
後半の藝大ウィンドオーケストラは、授業としての演奏活動のほか、依頼公演や交流事業など様々な活動を積極的に展開しております。
藝大ウィンドオーケストラは、これまでに卒業生や教員が加わった形で5枚のCDをリリースしております。
昨年は残念ながら制作を断念せざるを得ない状況でしたが、今年は大井剛史先生の指揮により6枚目のCDをリリースいたします。ぜひお手に取ってお聴きください。
皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。
管打楽科主任 古賀慎治(東京藝術大学音楽学部器楽科 管打楽専攻主任・教授)
█ 曲目
J.ヴァン=デル=ロースト:《アルセナール》
Jan Van der Roost:Arsenal
A.リード: 《オセロ》
Alfred Reed:Othello
A.ドヴォルザーク (川﨑龍 編曲):《スラブ舞曲第1集》より〈第1番〉Op.46-1 ★
Antonín Dvořák (arr.by Ryo Kawasaki):Slavonic Dance, Op.46, No.1
M.ラヴェル (旭井翔一 編曲):〈クープランの墓〉より~1.前奏曲 5.メヌエット 6.トッカータ~
Maurice Ravel (arr. by Shoichi Asai):Suite “Le tombeau de Couperin”~1.Prélude 5.Menuet 6.Toccata~
J.P.スーザ:《忠誠》
John Philip Sousa:Semper Fidelis
ホルスト:《吹奏楽のための第1組曲》変ホ長調 作品28-1
Gustav Holst:First Suite in E-flat for Military Band, Op. 28, No. 1
J.ヴァン=デル=ロースト:カンタベリー・コラール
Jan Van der Roost:Canterbury Chorale
保科 洋:風紋 (原典版)
Hiroshi Hoshina:Fû-Mon (Original Version)
C.ウィリアムズ:ファンファーレとアレグロ
Clifton Williams:Fanfare and Allegro
★当初の曲目から変更致しました。(4/26更新)
█ アンコール
J.バーンズ:アルヴァマー序曲
█ 出演
指 揮:日髙 剛
Conductor:Takeshi Hidaka
東京藝術大学、オランダ・マーストリヒト音楽院にてホルンを学ぶ。広島交響楽団に入団、その後日本フィルハーモニー交響楽団、読売日本交響楽団、NHK交響楽団ホルン奏者を歴任。音楽と美術のコラボレーション、アウトリーチなど多彩な演奏活動を行う。これまでに、ロサンゼルス、オランダ、フィンランド、台湾、上海にてリサイタルや マスタークラスを開催した。
現在、東京藝術大学准教授。国立音楽大学、昭和音楽大学各講師。ホルンアンサンブル「つの笛集団」、THE HORNQUARTET メンバー。
日本センチュリー交響楽団首席客演奏者、新日本フィルハーモニー交響楽団首席(契約)を務める。
指 揮:須川 展也
Conductor:Nobuya Sugawa
佐賀県に生まれ、浜松市で育つ。東京藝術大学卒業。中学時代にサム・テイラーを聴いて衝撃を受け、フルートからサックスに転向。サクソフォーンを大室勇一に師事。1988年~2010年の間、22年にわたり東京佼成ウインドオーケストラのコンサートマスターを務めた。
現在は、ソリストとしての活動のほかに、東京藝術大学招聘教授、京都市立芸術大学客員教授、後進の育成にも力を入れている。また多くの作曲家が須川の委嘱により作曲を行っている。
トルヴェール・クヮルテットのメンバーとしても知られる。
指 揮:大井 剛史
Conductor:Takeshi Ooi
東京藝術大学指揮科を卒業、同大学院指揮専攻修了。1996年安宅賞受賞。仙台フィルハーモニー管弦楽団副指揮者として研鑽を積み、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団にて研修。2008年アントニオ・ペドロッティ国際指揮者コンクール第2位入賞。2009~16年までニューフィルハーモニーオーケストラ千葉(現・千葉交響楽団)常任指揮者、2013~17年山形交響楽団正指揮者を歴任。現在、東京佼成ウインドオーケストラ正指揮者。国内の主要なオーケストラを指揮し、いずれも高い評価を得ている。現代作品、オペラ、バレエなど幅広い分野で活動中。
東京藝術大学音楽学部器楽科非常勤講師(吹奏楽)、尚美ミュージックカレッジ専門学校客員教授。
演 奏:東京藝大ウィンドオーケストラ
音楽学部器楽科管打楽器専攻学生を中心に組織された「東京藝大ウィンドオーケストラ(TGWO)」は、日本の吹奏楽界に多数の人材を輩出してきた歴史ある吹奏楽団である。
1935年に東京藝術大学音楽学部の前身、東京音楽学校に設置された生徒吹奏楽団を出発点とし、当時は海軍軍楽隊のメンバーにサポートされて活動を行っていたが、1949年、奏者の確保と軍楽にとどまらない芸術的な吹奏楽を確立するべく、学生、教員、卒業生等によって吹奏楽研究部が結成された。1951年日比谷公会堂において、山本正人指揮による第1回吹奏楽定期演奏会を開催し好評を博して以来、自由な編成で幅広い作品に取り組んでいる。
年間の活動としては、年2回の定期演奏会のほか、各地で出張演奏を行っている。2008年からは日本の吹奏楽発祥の地、横浜の「馬車道まつり」にも参加している。
長年「藝大ブラス」の通称で親しまれてきたが、昨今、吹奏楽団に対する呼称「ブラスバンド」に代わって「ウィンドオーケストラ」が一般的になってきている事情を鑑み、また「ブラス」の訳語が「金管楽器」であるために起こる混同を避けるため、2011年第77回定期演奏会をもって「藝大ブラス」から「東京藝大ウィンドオーケストラ」へと改名した。
2015年より、毎年CDの制作に取り組んでおり、2019年5月には第5弾となる「D. ホルジンガー&B. アッペルモント」をリリース。
近年では、シカゴ・ミッドウェストクリニック(2016)、日本吹奏楽指導者クリニック(2018)、ラ・クロワ・ヴァルメール吹奏楽フェスティバル〔フランス〕(2019)で演奏し、国内外で高い評価を得ている。
※スケジュール・曲目・出演者等は都合により変更となる場合がありますので、ご了承ください。
交通のご案内
■JR 上野駅(公園口)・鶯谷駅(南口)
東京メトロ千代田線根津駅 より 徒歩10 分
■京成線京成上野駅
東京メトロ日比谷線・銀座線上野駅 より 徒歩15 分
※駐車場はございませんので、お車でのご来場はご遠慮ください。