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第一回 「さだまさしの復讐劇」打合せ

 

東京藝術大学澤和樹学長が、奏楽堂に毎回様々なゲストを迎える、学長と話そうコンサート「和樹の部屋」。
その第一回開催が11月4日(月・祝)に決定した。記念すべき最初の客人は、さだまさしさん。
8月某日、初対面となった学長室、箭内道彦教授を交えた打ち合わせの模様を収録した。

箭内
さださんとは、もろもろ基礎情報は共有できていると思いますが、11月4日で、奏楽堂でやるとか。

 
そうね。僕がヴァイオリン弾かないとかね。

箭内
はい。しっかり伝えてあります。まだ、学長は粘っています(笑)。

 
(笑)。

 
学長とのセッションは 「精霊流し」かな。やっぱり。学長に弾いていただくのは。
すごいな。あの曲。そうそうたる人に弾いてもらっているから。そして今回、澤先生に。大変なことですよ。

一番最初に「私弾くよ」と言ってくださったのは、辻久子さん、30年以上前かな。その後も、庄司紗矢香さんとか。葉加瀬太郎さんとか。つい最近では古澤巌さん。奈良・春日大社で奉納してくれと頼まれて。創建1250年奉祝祭でって。ありがたい曲です。

箭内
そういう話も当日できたらいいですね。葉加瀬太郎さんは、澤先生の教え子ですよね。ただ、卒業はしていないから、そういう意味では、國學院大學のさださんと一緒。

 
いいから(笑)。でも僕は、卒業生と同じ資格もらいましたから。

箭内
そうおっしゃっていましたよね。

 
グレープでデビューされた頃の画面は今でもはっきり覚えています。

 
ええ~。いやぁ、恐ろしい。


ものすごい綺麗なヴァイオリンの音だなぁと思っておりました。

 
お恥ずかしい。


「精霊流し」も好きですし。「北の国から」も好きですし。

 
「北の国から」は候補曲ですね。

箭内
コンサートの最後に学長が「北の国から」を弾いて、さださんを送り出すというのもいいかなと思って。

 
おお!かっこいい。

箭内
さださんと澤学長にはいろいろな共通点がありますよね。


さださんも鷲見三郎先生(澤学長の師。ヴァイオリン指導者)に習われていたのですか?

 
ええ。僕は小学校1年生の時から夏休みごとに通って、全日本学生音楽コンクール(九州・山口地区)で賞をもらって、中学から東京に出てきたのですが。家計がちょっと。桐朋には通えないと思って。


それも一緒。僕の場合は、中学から東京に出てきたかったけど。家計の余裕がなくてできなかった。

 
よかったですね。出てくるとこんな風になってしまいます。その後、藝大の講師の先生についていたんですけど。高校の半ばに音楽学校を諦めました。その諦めたっていう部分が、ちょっと悔しいかなとも思います。でも才能なかったんで諦めてよかったのかなと。

箭内
そこが、復讐劇っていうところで。

 
そうね。復讐ね。

箭内
当日は、こんなお話から盛り上がっていくと思います。

 

奏楽堂を見学するさだまさしさん


最初のイントロ部分ですが、奏楽堂は、素晴らしいとても大きなパイプオルガンがあります。パイプオルガン伴奏で私が出てきてゲストをお迎えする。そんなイントロでいいですかね。


いいじゃないですか。

箭内
ぜひそうしましょう。


さださんにパガニーニのギター伴奏をしていただくのはいかがでしょうか。非常にシンプルで。曲としては7分くらい。


僕がギター弾くんですか?? おっと。それはプレッシャーです。パガニーニの伴奏をギターでやるとは思わなかった。ちょっと考えさせてください。一度、音源を聴かせていただいて。


パイプオルガンとさださんとが共演するのはどうでしょうか。せっかく奏楽堂にパイプオルガンがありますので。


最新のアルバムで「精霊流し」をパイプオルガンと合わせています。「精霊流し」はヴァイオリンを弾いていなくて、聖歌隊のコーラスがついています。それは長崎の浦上天主堂で収録したんです。今回、メロディーは澤先生に弾いていただき、伴奏をパイプオルガンでやるというのは、可能性ありますね。ある程度、ここで決めてしまった方が。間が空いてしまうので、次はリハーサルになりますし。


「精霊流し」はパイプオルガンベースで、ヴァイオリンは澤先生に弾いて頂く。


パガニーニは。


弾けるわけないでしょう(笑)。それなら、歌います。その方がずっと楽。

箭内
藝大への無茶振りでもいいですよ。アレンジできるもんならやってみろみたいな。


7拍子と5拍子とか。


それは日常的なので。


そもそも僕が難しいことができないので。なにか印象に残るものがいいですね。

箭内
あとは、奏楽堂は堅い場所ですし、今選んでいる曲が、ずしんとくる曲なので、ちょっとふざけた「関白失脚」みたいな曲。


あ、「シラミ騒動」。「シラミ シラミ ソラシラミ」 という曲があるのですが、その続きを書いたんです。

シラミ シラミ ソラシラミ
シラミ ミラレド ミレシラミ
ソラソラドラ  ドレドレ ミレ  と音階になっている。

箭内
藝大っぽいですね(笑)。


それが受けたんで、続きを書かされたんです。3番目まで。最後はドイツ語読みまでOKにして。「アーハーアーハーシラミ」って。

箭内
「北の国から」でさださんを最後に送り出すのですが、さださんの声も皆さん聴きたいでしょうから。最初歌って、間奏ぐらいから帰りましょうか? さださんがせりに入っていくのはどうですか?

一同 
(笑)。


いいなぁ。
澤先生と話していたら、あっという間ですよね。一時間半。無茶振りされたり、したりで。


パガニーニは?


だから無理ですって(笑)。


箭内君が総合司会してくれるんだよね。僕と澤先生を上手につないでくれると。

箭内
それはやります。これはお二人にうかがいたいという話を入れていきますので。 


澤先生ありがとうございました。楽しみにしています。今後ともよろしくお願いします。こういうことがないと入れなかったところです。ついに藝大に裏から入ってきました(笑)。

箭内
そうだ、正門は工事中だから裏から入ってきたんだ(笑)。

 

【澤学長コメント】

 この度、東京藝術大学が誇る奏楽堂を舞台に、さまざまなゲストをお迎えする「学長と話そうコンサート~和樹の部屋」をスタートすることにいたしました。記念すべき第1回目のゲストは、さだまさしさん。中学生頃までは、藝大の附属高校を目指していたヴァイオリン少年で、私自身も田舎から東京までレッスンに通った名教師、鷲見三郎先生の同門という間柄です。私が藝大に入学した年に「グレープ」としてデビューされた時のさださんの美しいヴァイオリンの音色は、今でも鮮明に思い出すことができます。

 今回の舞台となる奏楽堂は、1,100席の座席を有し、壮大なパイプオルガンを備えた本格的なコンサートホールです。1998年に建設されて以来、教員や学生の研究教育成果の発表の場としてだけでなく、開かれた藝大の象徴として大学美術館とともに一般の皆さまにも質の高い音楽や芸術に親しんで頂く貴重な文化施設となっています。今後もこの大切な奏楽堂や大学美術館を何十年にもわたって藝大の伝統として次世代に継承して行かねばなりません。一方で、奏楽堂や美術館が建設された当時から20年余りで、国立大学等への施設整備予算は激減しており、立派な施設ゆえにかかる保守費用等の負担についても、大きく大学の財政にのしかかっています。

 今回、さださんと所属事務所の格別のご理解とご配慮により、このコンサートの収益を奏楽堂や大学美術館の保守管理等の費用に充てる事に賛同してくださいました。さださんとのご縁を繋いでくださった箭内道彦先生を交えての三つ巴トークバトル、さだVSさわのヴァイオリン一騎打ち(?)、廣江理恵先生のオルガンや藝大生によるアンサンブルとの共演など、超レアなイベントにご期待ください!

【さだまさし様コメント】

 まさか藝大で、まさか澤先生と。人生にはまさかがつきものですがやれ嬉しや恐ろしや。いかが相成りますことやら。ワクワクドキドキの毎日であります。

>>第一回「さだまさしの復讐劇」を開催しました

 

日 時 2019年11月4日(月・祝) 15時開演(14時15分開場)
会 場 東京藝術大学 奏楽堂[大学構内]
〒110-8714 東京都台東区上野公園12-8
チケットの取扱い

ヴォートル・チケットセンター
 TEL:03-5355-1280

藝大アートプラザ(店頭販売のみ)
 TEL : 050-5525-2102

問い合せ 東京藝術大学総務課総務・広報係
TEL:050-5525-2026