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旧東京音楽学校奏楽堂リニューアルオープン記念式典が行われました(11/1)

2018年11月06日 | イベント, 全て, 大学全般

 11月1日(木)、旧東京音楽学校奏楽堂リニューアルオープン記念式典が行われました。落成式では澤和樹学長が祝辞を述べ、テープカットに参列しました。また、落成式後のミニコンサートでは、澤学長(ヴァイオリン)、音楽学部 廣江理枝教授(パイプオルガン、チェンバロ)、音楽学部卒業生の岡本誠司さん(ヴァイオリン)らによる弦楽アンサンブルの演奏が行われました。

左から、土肥一夫 上野地区町会連合会会長、中山寛進 東京都議会議員、辻清人 衆議院議員、河野純之 台東区議会議長、服部征夫 台東区長、澤学長、松島みどり衆議院議員、保坂真宏 東京都議会議員

 
 旧東京音楽学校(現 東京藝術大学音楽学部)奏楽堂は明治23年に建設され、音楽教育の練習、発表の場として永く使用されてきました。昭和58年に本学から台東区へ譲渡され、昭和62年に上野公園内に移築再建されました。その後、日本最古の洋式音楽ホールとして昭和63年に国の重要文化財建造物に指定されています。
 以来、音楽ホールおよび展示・見学施設として一般公開されてきましたが、さらなる活用を継続するための保存活用工事が行われ、5年半振りに再開館されることとなりました。国内最古のパイプオルガンも修理され、本式典でもその音色が披露されました。
 
 また、リニューアルオープンを契機として、本学の美術分野の卒業生を対象に授与されている「台東区長賞」に音楽分野が創設されました。これまで授与されてきた美術分野に加え、音楽分野の実技系専攻の中から毎年2つの専攻を対象に授与されます。なお第一回は、音楽学部作曲科卒業生の小林祥恵さんと大学院音楽研究科声楽専攻修了生(博士後期課程1年)の大平倍大さんが受賞されました。
 
旧東京音楽学校奏楽堂は11月2日(金)より一般公開が開始されています。
詳細については台東区のHPをご覧ください。
http://www.taitocity.net/zaidan/sougakudou/