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「フェンディ ルネサンス – アニマ・ムンディ」プロジェクトへのコラボレーション

2020年09月07日 | イベント, 全て, 大学全般

この度、本学ではフェンディ(本社:イタリア・ローマ)が世界展開する「フェンディ ルネサンス  –  アニマ・ムンディ」プロジェクトへ全面的に協力し、9月6日よりグローバルストリーミング配信が開始されました。

このプロジェクトは、コロナウイルスのパンデミック後、発表や活動の機会が制限されている世界中のオーケストラや演奏者へ、活動の場を提供し、音楽、文化の再興を後押しすることを目的に、ローマ、上海、ソウル、香港、東京、パリ、ロンドン、ニューヨークと世界各地でのイベント展開を予定されています。

特に、東京では、この厳しい環境のなか、懸命に未来に目を向け活動を続ける若い芸術家に、世界に向けて発表の場を提供するとともに、彼らの力強い演奏を通し、日本の若者に未来への「希望」や「勇気」をもたらすことができれば、という思いが込められております。

東京2020オリパラ大会が延期となった「TOKYO」を舞台に、若い学生・卒業生による躍動する演奏をご視聴いただきますと幸いです。

>> https://www.fendi.com/jp/info/fendi-roma/fendi-anima-mundi

<出演者>

ヴァイオリン 荒井里桜(音楽学部器楽科(弦楽)4年)
1999年東京都出身。東京藝術大学附属音楽高等学校を経て現在、東京藝術大学4年在学中、及び東京藝術大学宗次徳二特待奨学生。第15回東京音楽コンクール弦楽部門第1位及び聴衆賞。第87回日本音楽コンクールバイオリン部門第1位、併せてレウカディア賞・鷲見賞・黒柳賞を受賞。第7回仙台国際音楽コンクールバイオリン部門第6位。その他数々のコンクールにて優勝、入賞。東京藝術大学内にて、福島賞・安宅賞・宮田亮平奨学金を受賞。2020年度ヤマハ音楽支援奨学生。東京フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、セントラル愛知交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、群馬交響楽団と共演。第386回ホテルオークラロビーコンサートに出演。また、The Okura Tokyoの新館オープン記念として第1回目のスペシャルコンサートに出演。これまでにジェラール・プーレ、永峰高志、澤和樹、山崎貴子の各氏に師事。現在、堀正文、玉井菜採の両氏に師事。使用楽器は、財団法人ITOHより貸与されているJ.B.Guadagnini 1779年製。

サクソフォン 上野耕平(音楽学部器楽科(菅打楽)卒業)
第28回日本管打楽器コンクールサクソフォン部門において、史上最年少で第1位ならびに特別大賞を受賞。2014年第6回アドルフ・サックス国際コンクールにおいて、第2位を受賞。また、スコットランドにて行われた第16回世界サクソフォンコングレスでは、ソリストとして出場し、世界の大御所たちから大喝采を浴びた。2016年のB→C公演では、全曲無伴奏で挑戦し高評価を得ている。デビュー以来、常に新たなプログラムにも挑戦し、サクソフォンの可能性を最大限に伝えている。現在、国内若手アーティストの中でもトップの位置をしめ演奏活動のみならず、NHK-FM「×(かける)クラシック」の司会、「題名のない音楽会」「情熱大陸」など、メディアへの出演や、サックスカルテット「The Rev Saxophone Quartet」、吹奏楽「ぱんだウインドオーケストラ」のコンサートマスターとしても活躍中。CDデビューは2014年。最新アルバムは2019年にリリースした「アドルフに告ぐⅡ」。音楽以外にも鉄道と車をこよなく愛し、深く追求し続けている。2017年第28回出光音楽賞受賞。

編曲 / ピアノ 山中惇史(音楽学部作曲科/器楽科(ピアノ)卒業、大学院音楽研究科作曲専攻修了)                 
東京藝術大学音楽学部作曲科・ピアノ科の両科を卒業。同大学音楽研究科修士課程作曲専攻修了。第26回奏楽堂日本歌曲コンクール作曲部門第1位。作曲家としては器楽、室内楽、合唱など多数が出版されている。編曲の分野に於いても担当したアーティストはクラシックのみならずポップスまで幅広い。ピアニストとしては2018年にリサイタルデビュー、また共演者として信頼も厚く国内外の著名なアーティストから指名を受け共演を重ねている。参加した各CDはレコード芸術誌にて特選盤、準特選盤に選出され、メディアにも多数出演。2019年にはソロアルバム「旅と憧れ」をリリース。2020年にピアニスト・作曲家の高橋優介とのピアノデュオ『176』(アン・セット・シス)を結成。自らの編曲によりオーケストラ作品の演奏に挑み、第1弾として『レスピーギ/ローマ三部作』をメインに演奏会を開催、同時にカワイ出版より楽譜出版、ライブレコーディングも予定されている。これまでに作曲を糀場富美子、安良岡章夫、鈴木純明各氏、ピアノを森陽子、山泉薫、菊地裕介、白石光隆、安野直子、江口玲の各氏に師事。
©︎ S.Imura