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ゲスト審査員特別賞一覧

2021年05月17日

ゲスト審査員特別賞は各ゲスト審査員が選考し決定いたしました。

■ゲスト審査員
○秋元康(作詞家)
○大野和士(新国立劇場芸術監督、東京都交響楽団音楽監督、バルセロナ交響楽団音楽監督)
○隈研吾(建築家)
○コシノジュンコ(ファッションデザイナー)
○さだまさし(シンガーソングライター、小説家)
○佐藤卓(グラフィックデザイナー)
○葉加瀬太郎(ヴァイオリニスト、作曲家)

※氏名は五十音順です。

作品名 想い出を記憶する椅子
受賞者 青木 飴色
ゲスト審査員 秋元康氏コメント 金属が錆びて行く経過とガラスが曇って行く経過に、どれくらいの時差があるのだろうか?日常は同じスピードで経過するわけではないんだろうな。そんなことをぼんやりと考えました。いいなあ、この椅子。

 

作品名 Circle for Contrabass and Harp
受賞者 ALPACABASS
ゲスト審査員 大野和士氏コメント 自転屋さんの壁を仲間が装飾する際に作られたハープとコントラバスの作品。典雅なハープの響きとその下で狂ったように運動性を発揮するコントラバスとのコントラストが秀逸。装飾の面も含め総合アートとしての活力を感じる。

 

作品名 WEATHER MAP
受賞者 川畑 那奈 >>グランプリ受賞ページにてコメント記載

 

作品名 木を見ている時-2
受賞者 QIN CAI
ゲスト審査員 コシノジュンコ氏コメント 自然の中の大きな樹木をスーパーリアリズムにより迫ってくる様なダイナミックな表現、朽ちた樹木と新鮮な青々した葉の対象的なバランスが素晴らしい。

 

作品名 The Garden of Love
受賞者 清水 舞花
ゲスト審査員 葉加瀬太郎氏コメント 楽しい作品だ。若き演奏家が映像作品としてここまで音楽を楽しく解りやすく表現しようという志がまず素敵だ。そして手作り感溢れるポップでセンスの良い映像も大変好感が持てた。

 

作品名  1800mm
受賞者 関口 将史
ゲスト審査員 秋元康氏コメント 「今、できることは何か?」問いかけた作品ですね。曲もいいし、そこに集ったみなさんの想いが溢れている。録音も撮影も編集も工夫を凝らしてありますね。クオリティが素晴らしい。生で見たいなと思いました。
ゲスト審査員 大野和士氏コメント ソーシャルディスタンスという言葉は、私たちの日常を表すものとなった。一人一人のアーティストがそれぞれの場で撮った音、パーフォーマンスを編集してできた作品の完成度は、音楽的にも映像的にも高い。

 

作品名 Space Speaks
受賞者 大幸 龍悦
ゲスト審査員 コシノジュンコ氏コメント 黒板で埋め尽くされた空間、すべてチョークで描き又消す単純な作業ですが大変な根気と勇気がいることです。コンセプチュアルアートは理屈ではなく勇気ですね。

 

作品名 食卓のための祈り
受賞者 千葉 理子
ゲスト審査員 秋元康氏コメント なぜか、目頭が熱くなるような感動を覚えました。生きるということは何か?信じるということはどういうことか?絵画の専門的なことはわかりませんが、単純に、僕は好きです。それくらい、大衆に伝わる何かがあると思います。

 

作品名 紋−オヒシバ・メヒシバ−
受賞者 中村 儒纏
ゲスト審査員 さだまさし氏コメント 逞しい野草の成⻑を、⽇々デッサンを加え乍ら描き、それをまず切り絵にした後、更に漉き直して⼀枚の和紙としての作品に仕上げた⾒事な作品です。哲学的で好きです。

 

作品名  Ripple
受賞者 西 毅徳
ゲスト審査員 隈研吾氏コメント 繊細な光だけでなく、洞窟状の構造体もシークエンスに配慮した計画になっており、実際に施工していく上での工夫や熱意を感じることができるところを評価した。

 

作品名 郵便彫刻-Online Ver.
受賞者 朴 祥炫
ゲスト審査員 大野和士氏コメント 段ボールの中に表されたアートがこれからどのような方々の元へ行き着くのかという旅を想像するのも楽しい。

 

作品名 J.S.Bach – 無伴奏フルートのためのパルティータ イ短調(BWV1013)Ⅳ.Bourrée Angloise
受賞者 長谷川 将山
ゲスト審査員 さだまさし氏コメント 尺⼋とバッハが良く似合うのに驚きます。技術的にも素晴らしいが、「尺⼋」の個性を失わずにバッハと共棲している「⾳楽性」が素晴らしいです。バッハは何と云うでしょう。

 

作品名 十七絃箏と室内オーケストラのための「ナースログ」
受賞者 冷水 乃栄流 >>グランプリ受賞ページにてコメント記載

 

作品名  Waves Etude -Interpolation-
受賞者 古澤 龍 >>グランプリ受賞ページにてコメント記載

 

作品名 釣りキチ親父
受賞者 森 聖華
ゲスト審査員 隈研吾氏コメント 父の遺骨を材料の一部にした衝撃的な作品だが、精霊船をモチーフにし一匹ずつ丁寧に作り上げられた魚たちが針路方向に並べられる様子からは娘の父を弔う気持ちだけでなく、生命の循環を感じることができる。
ゲスト審査員 佐藤卓氏コメント この作品は、見るだけではその意味は到底分からない。ただし、その理解できない段階においても、大きな魚に様々な魚が寄り添っている造形には、不思議な魅力を感じる。そしてその意味を知ると、人の死と火と陶芸の関係に思いを巡らせることができる。

 

作品名 The Flowers
受賞者 森實 隆
ゲスト審査員 さだまさし氏コメント 鉛筆画とは思えないほどの巧みな筆致で、極めて分かりやすく、美しく、⽣命⼒に溢れた素晴らしい作品であると感じました。最初に⾒た瞬間に惹かれました。

 

作品名 幽けし銀灰
受賞者 吉田 潤
ゲスト審査員 葉加瀬太郎氏コメント 圧倒的な画力のみに頼るだけでなく、様々な素材、手法を取り入れることでさらに絵の表現に深い味わいを獲得している。伝統的なモチーフに新たな息吹を込められている。ぜひ実際に観てみたいと強く思った。

 

作品名 人の声
受賞者 李 倩
ゲスト審査員 葉加瀬太郎氏コメント とても美しく音楽的な絵画だ。メロディとしての女性裸体は普遍のテーマ。入り混じる色彩の和音、リズム感あふれるフォルム。理屈の必要ない美だと感じた。

 

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