9月6日、本学大学美術館で「黄土水とその時代―台湾初の洋風彫刻家と20世紀初頭の東京美術学校」展が開幕しました。同展覧会では、国立台湾美術館から《甘露水》を含む黄土水の作品10点と資料類を迎えて展示するとともに、藝大コレクションより彼が美校で学んでいた大正から昭和初期の時期を中心とした洋画や彫刻の作品48点をあわせて紹介します。
展覧会の開催に先がけ、5日にオープニングセレモニー・内覧会が行われました。オープニングセレモニーでは、李遠中華民国(台湾)文化部長、国立台湾美術館の陳貺怡館長、日比野克彦東京藝術大学長、黒川廣子東京藝術大学大学美術館長が登壇しました。
「黄土水とその時代―台湾初の洋風彫刻家と20世紀初頭の東京美術学校」展は9月6日から、10月20日まで東京・上野の東京藝術大学大学美術館で開催しています。是非とも台湾随一の彫刻家・黄土水が母校に帰ってくる―その歴史的瞬間を自らの眼でお確かめください。皆さまのご来場をお待ちしております。