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「東京藝術大学・2015カレンダー 柴田是真筆 明治宮殿天井画下絵」販売のご案内

2014年12月09日 | 全て, 大学全般

「東京藝術大学・2015カレンダー 柴田是真筆 明治宮殿天井画下絵」を以下のとおり、藝大アートプラザで販売しております。
  本学の所蔵する貴重な絵画を厳選してご紹介していますので、この藝大オリジナルのカレンダーをぜひ手にとってお確かめください。
 また、インターネットによる販売も行っております。

≫ 芸大美術館ミュージアムショップ

Draft Sketches For the Meiji Palace Ceiling by SHIBATA Zeshin 柴田是真筆 明治宮殿天井画下絵

柴田是真(1807-1891)は江戸両国に生まれ、円山四条派直系の絵師および江戸蒔絵を継承する蒔絵師として、幕末から明治前半に活躍し、明治23年に初代帝室技芸員のひとりとして任命された。東京藝術大学はその下絵や写生帖を昭和50年に柴田是真の孫から譲り受け、その中に図版に掲載した明治宮殿千種之間天井画下絵が含まれている。

明治宮殿は、それまで明治2年より皇居として用いられた旧江戸城西の丸御殿が明治6(1873)年に焼失したのを受けて、その再建のために明治17年に起工し、21年に竣工した皇居である。位置としては西の丸・山里地域で、現在の皇居における宮殿は明治宮殿の跡地とされている。明治宮殿は昭和20(1945)年に戦火で焼失したため、その豪華な室内装飾については写真や大学美術館所蔵下絵のような資料でしかわからない。

明治宮殿千種之間天井画下絵とは、焼失した宮殿内の千種之間と呼ばれた140畳相当の広間の格天井に張られた綴錦の下絵112枚である。すべてが異なる種類の草花と構図で、直径1メートルを超える花丸の図は荘厳を極めた宮殿中の数ある広間の中でも最も善美を尽くしたとも言われた千種之間の名称の由来であった。これらの下絵は柴田是真・真哉(1858-1895、是真の次男)が明治20年にわずか2ヶ月で完成させたものである。

仕様 壁掛け型、縦62cm × 横42cm、13枚(表紙、作品解説を含む
価格 2,160円(税込) ※2015年1月29日(木)より以下のとおり頒布価格を変更いたします。     変更後:1,080円(税込)
頒布時期 制作部数終了時まで
販売場所 藝大アートプラザ(上野キャンパス)
  >> 藝大アートプラザ
問い合わせ 藝大アートプラザ TEL:050-5525-2102

◆月別絵柄一覧

【1月】水仙(ひがんばな科)

 

【2月】白梅(ばら科)

 

【3月】緋桃(ばら科)

 

【4月】桜(ばら科)

 

【5月】山吹(ばら科)

 

【6月】山梔子(あかね科)

 

【7月】百合三種(姫・早・鹿子)(ゆり科)

 

【8月】立葵(あおい科)

 

【9月】吾木香・桔梗(ばら科・ききょう科)

 

【10月】桜蓼(たで科)

 

【11月】白・黄菊(きく科)

 

【12月】山茶花(つばき科)