東京藝術大学奏楽堂における感染症対策とご来場されるお客様へのお願い (R5.9.15更新)
奏楽堂における演奏会等の開催につきまして、お客様に安心してご来場いただけるよう、感染症拡大防止へ取り組んで参ります。
みなさまのご協力をよろしくお願いいたします。
日時 |
2023年11月5日(日) 15:00開演(14:15開場) |
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会場 | 東京藝術大学奏楽堂(大学構内) |
入場料 |
◆チケット発売:8/23(水) 全席指定 当日券販売あり(14:00~)※お支払いは現金のみ ※就学前のお子様の同伴・入場はできませんのでご了承ください。 |
チケット取り扱い
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ヴォートル・チケットセンター チケットぴあ 東京文化会館チケットサービス イープラス(e+) 藝大アートプラザ (店頭販売のみ) ※車椅子をご利用のお客様は、ヴォートル・チケットセンター TEL:03-5355-1280(平日10:00~18:00)までお問い合わせください。
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学生・教職員券 申込フォーム |
【申込フォーム】
【対象】 |
主催 | 東京藝術大学演奏藝術センター 東京藝術大学音楽学部 |
お問い合せ |
東京藝術大学演奏藝術センター |
上野の森 オルガンシリーズ 2023
20世紀ドイツの夜明け
~レーガーとヒンデミットのオルガン音楽~
今年の上野の森オルガンシリーズは、「20世紀ドイツ音楽の夜明け~レーガーとヒンデミットのオルガン音楽~」と題して、生誕150年のマックス・レーガー(1873−1916)と没後60年のパウル・ヒンデミット(1895−1963)を取り上げます。年齢差22年の彼らが生きたドイツの音楽・オルガン界では、自己の表現を極める後期ロマン派から機能和声を超越する新しい響きと客観性を目指す音楽へと、大きな変化が起きていました。すぐ隣り合った時代に生まれたにもかかわらず、この二人の巨匠の音楽は、全く異なる趣を持っています。レーガーによる爛熟したオルガン音楽と、ヒンデミットのすっきりと明快な、そしてどこか懐かしい響きを持つオルガン音楽は、書法の上ではソナタ形式や対位法といった古い時代のスタイルという共通点を持っているだけに、その違いが際立ちます。二人の代表的なオルガン作品のほか、レーガーの簡潔なスタイルの歌曲とヒンデミットのサクソフォーンのためのソナタ(オルガン伴奏)もお楽しみいただければ幸いです。
東京藝術大学音楽学部器楽科オルガン専攻主任・教授 廣江理枝
▮曲目
パウル・ヒンデミット
Paul Hindemith(1895-1963, 没後60年)
オルガン・ソナタ第1番 変ホ調
アルトホルンとピアノのためのソナタ 変ホ調
(アルトサクソフォンとオルガンによる演奏)
マックス・レーガー
Max Reger(1873-1916, 生誕150年)
《幻想曲とフーガ》ニ短調 op.135b
《12の宗教的な歌曲》op.137より
〈朝の歌〉〈⼣べに〉〈惜しみなくあたえよ〉
《BACHの名による幻想曲とフーガ》op.46
▮出演者&プロフィール
廣江理枝 Rie Hiroe (オルガン)
桐朋学園大学音楽学部ピアノ専攻卒業。東京藝術大学院オルガン専攻終了。DAAD(ドイツ学術交流会)の奨学生として、ハノーファーならびにシュトゥットガルト音楽演劇大学に学び、国家演奏家資格を取得。オーデンセ、武蔵野市国際オルガン・コンクール最高位、シャトル大聖堂国際オルガンコンクール第一位・聴衆賞受賞。世界各国を巡る演奏ツアーの後、帰国。多岐にわたる録音・演奏活動のかたわら、多くの国際コンクールの審査員を務める。東京藝術大学音楽学部教授。(一社)日本オルガニスト協会理事、日本オルガン研究会会員、東京ドイツ語福音協会オルガニスト。
徳岡めぐみ Megumi Tokuoka (オルガン)
東京藝術大学大学院音楽研究科修了。ドイツ国立ハンブルク音楽大学卒業。ドイツ、オランダの国際オルガンコンクールで受賞。ソロ活動のほか、能楽やプロジェクション・マッピングとのコラボレーションなど、オルガンの新たな可能性を模索している。現在、東京芸術劇場オルガニスト、豊田市コンサートホールオルガニスト、東京藝術大学、東京音楽大学非常勤講師、片倉キリストの教会、国際基督教大学オルガニスト。
野々下由香里 Yukari Nonoshita (ソプラノ)
東京藝術大学音楽学部声楽科卒業、同大学院修了。1985年関西フランス音楽コンクール第1位、86年日仏声楽コンクール第1位。パリのエコール・ノルマル在学中、ナント、トゥールーズなどの国際コンクールに入賞。89年レンヌ歌劇場に《フィガロの結婚》ケルビーノ役でオペラ・デビューし、レンヌとアンジェの歌劇場で活躍。帰国後はバッハ・コレギウム・ジャパンのソリストとして内外の公演・録音に参加。バロック・オペラでも活躍。現在、東京藝術大学音楽学部古楽科教授。
須川展也 Nobuya Sugawa (アルトサクソフォン)
日本が世界に誇るクラシカル・サクソフォン奏者。国内外の著名オーケストラと多数共演。またウィーンのムジークフェラインをはじめ30ヶ国以上で公演やマスタークラスを行っている。東京藝術大学卒業。第51回日本音楽コンクール、第1回日本管打楽器コンクール最高位受賞。2002年NHK連続テレビ小説「さくら」テーマ曲演奏。トルヴェール・クヮルテットのメンバー、京都市立芸術大学客員教授。
※スケジュール・曲目・出演者等は都合により変更となる場合がありますので、ご了承ください。
交通のご案内
■JR 上野駅(公園口)・鶯谷駅(南口)
東京メトロ千代田線根津駅 より 徒歩10分
■京成線京成上野駅
東京メトロ日比谷線・銀座線上野駅 より 徒歩15分
※駐車場はございませんので、お車でのご来場はご遠慮ください。