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シモン・ゴールドベルク  メモリアル・コンサート

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シモン・ゴールドベルク メモリアル・コンサート 
詳細はこちら (チラシPDF 1.0MB)

日時 2015年7月7日(火)
19:00開演(18:00開場)

*18:00~18:30 奏楽堂ホワイエにて「SPレコード・コンサート」を開催します。
  詳しくはこちら

会場 東京藝術大学奏楽堂(大学構内)
入場料

3,000円(全席自由)
※このコンサートの収益金は、ゴールドベルク山根美代子先生のご遺族から
東京藝術大学音楽学部に遺贈いただきました資料整理のため使用されます。

※未就学児のお子様の同伴・入場はできませんので、ご了承ください。

主催

東京藝術大学音楽学部
東京藝術大学演奏藝術センター

協力

株式会社ジャパン・アーツ

チケット取り扱い

 

東京芸術大学生活協同組合
 Tel : 03-3828-5669(店頭販売のみ)

ヴォートル・チケットセンター
 Tel : 03-5355-1280 http://ticket.votre.co.jp

東京文化会館チケットサービス
 Tel : 03-5685-0650 http://www.t-bunka.jp/ticket

チケットぴあ
 Tel : 0570-02-9999 http://t.pia.jp
 《Pコード:262-519》(一部携帯電話・PHS・IP電話はご利用いただくことができません)

イープラス(e+) http://eplus.jp

お問い合せ

東京藝術大学演奏藝術センター 
TEL:050-5525-2300

~奏楽堂ホワイエにて シモン・ゴールドベルク「パネル展示」を開催~
期間 : 6月6日~7月7日 の 奏楽堂演奏会開催時間
主催 : 東京藝術大学音楽研究センター

パネル展示についてのお問い合わせ : TEL:050-5525-2378/79
*ご観覧には、各演奏会チケットが必要です(無料公演を除く)。
詳しくはこちら

 

 

■シモン・ゴールドベルク メモリアル・コンサート

 シモン・ゴールドベルク(1909-1993)は、名伯楽C.フレッシュの門下で、16歳の若さでドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターを務め、20歳でフルトヴェングラーの要請によりベルリン・フィルのコンサートマスターに就任した。ソリストのみならず室内楽でも活躍するが、ユダヤ人であったため1934年にドイツを脱出。1936年にはL.クラウスとのデュオで初来日して大人気を博すが、第二次世界大戦ではジャワで日本軍の捕虜となり3年間の抑留生活を余儀なくされた。戦後は世界の第一線で活動を続けたが、ピアニストの山根美代子氏との結婚をきっかけに新日本フィル、水戸室内管での指揮活動、桐朋学園大学を始めとする教育活動を通じて、ヨーロッパの伝統を日本の演奏家たちに伝えた功績は計り知れない。1993年富山県で逝去されたあとは、美代子夫人が東京藝大の室内楽の客員教授として氏の遺志を引き継ぐが2006年に夫人も急逝。ご遺族のご厚意により音楽学部音楽研究センターに遺品約6,100点が寄贈され、「シモン・ゴールドベルク文庫」となっている。2年ほど前にドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターのW.ヘントリッヒ氏が見学に来られ、その宝の山に驚嘆。是非、ゴールドベルクを記念する演奏会を開催したいとの申し出をいただき、今回、ドレスデン・フィルの来日に合わせ、氏をはじめ16名もの弦楽メンバーが演奏会の趣旨に賛同し、ボランティア出演して下さることとなった。チャイコフスキーの弦楽のための《セレナード》では、氏の指揮のもと本学の教員・学生も加わって、国際共同プロジェクトとして国籍、世代を越えてゴールドベルク先生の遺徳を偲ぶ。なおこの演奏会の収益は、音楽研究センター「シモン・ゴールドベルク文庫」の管理・運営に充てられる。最後にこの演奏会の実現に向けて、特別なご理解とご協力をいただいた(株)ジャパン・アーツに心よりお礼申し上げたい。

澤 和樹(東京藝術大学音楽学部長・弦楽専攻教授)

 

■曲目

J. S. バッハ (1685 -1750)
《2つのヴァイオリンのための協奏曲》 ニ短調 BWV1043

 第1ヴァイオリン:ヴォルフガング・ヘントリッヒ
 第2ヴァイオリン:澤 和樹  (本学教授)
 チェンバロ:大塚 直哉 (本学准教授)

 

W. A. モーツァルト (1756-1791)
《セレナード第13番》 ト長調 K.525
「 アイネ・クライネ・ナハトムジーク」

R. フォルクマン (1815-1883)
弦楽のための《セレナード第2番》 へ長調 Op.63

P. I. チャイコフスキー (1840-1893)
弦楽のための《セレナード》 ハ長調 Op.48

 弦楽合奏:ドレスデン・フィルハーモニー室内管弦楽団
 東京藝術大学音楽学部器楽科弦楽専攻教員・学生
 ヴァイオリン:白井 圭(卒業生)
 ヴィオラ:市坪 俊彦 (本学准教授)
 コントラバス:吉田 秀  (本学准教授)

 

■出演

ヴォルフガング・ヘントリッヒ Wolfgang HENTRICH
(ヴァイオリン)
1996年よりドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団首席コンサートマスター、2002年よりドレスデン・フィルハーモニー室内管弦楽団を率いて、ドレスデンの音楽生活に多大な貢献をしている。ドレスデン音楽大学でG.シュレーター、マスタークラスでG.シュマールにヴァイオリンを師事。1987~96年ケムニッツ・ローベルト・シューマン・フィルハーモニー管弦楽団首席コンサートマスターを経て現職。ドレスデン音楽大学名誉教授。

 

澤 和樹 Kazuki SAWA
(ヴァイオリン)
1979年東京藝術大学大学院修了。「安宅賞」受賞。ロン=ティボー、ヴィエニアフスキ、ミュンヘンなどの国際コンクールに入賞。イザイ・メダル、ボルドー音楽祭金メダル受賞など国際的に活躍。1989年には文部省在外研究員としてロンドンの王立音楽院に派遣され、アマデウス弦楽四重奏団メンバーとの出会いにより澤クヮルテットを結成。2004年和歌山県文化賞受賞。東京藝術大学音楽学部長、音楽学部教授。英国王立音楽院名誉教授。

 

ドレスデン・フィルハーモニー室内管弦楽団
Philharmonisches Kammerorchester Dresden
ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団を母体とし、1969年に創立された室内管弦楽団。創団以来、ザクセン州の州都として由緒あるこの街で確かな地位を築いてきた。初期には「ドレスデン音楽週間ツヴィンガー・セレナード」などで活動し、「ドレスデン聖母教会再建コンサート」でも貢献した。2002年にヴォルフガング・ヘントリッヒが率いて以来、ドイツ衛生博物館における「ドレスデンの夕べDresdner Abend」やドレスデン聖十字架合唱団との定期的な共演、「エディンバラ音楽祭」をはじめ、海外でも演奏活動を繰り広げている。今回は弦楽器奏者のみの参加となる。

 

 ※ スケジュール・曲目・出演者等は都合により変更となる場合がありますので、ご了承ください。

交通案内

奏楽堂 地図
 
JR上野駅(公園口)・JR鶯谷駅(南口)、
東京メトロ千代田線根津駅より徒歩10分

京成線上野駅、
東京メトロ日比谷線・銀座線上野駅より徒歩15分

台東区循環バス「東西めぐりん」
【2】上野駅・上野公園から(東京芸術大学経由)【5-1】東京芸術大学 下車[30分間隔]

駐車場はございませんので、お車でのご来場はご遠慮ください

所在地:〒110-8714東京都台東区上野公園12-8

※スケジュール・曲目・出演者等は都合により変更となる場合がありますので、ご了承ください