日時 |
2018年6月30日(土) |
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会場 | 東京藝術大学奏楽堂(大学構内) |
入場料 |
2,000円(全席自由) |
主催 | 東京藝術大学演奏藝術センター 東京藝術大学音楽学部 |
チケット取り扱い
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東京芸術大学生活協同組合 ヴォートル・チケットセンター チケットぴあ 東京文化会館チケットサービス イープラス(e+) http://eplus.jp |
お問い合せ | 東京藝術大学演奏藝術センター TEL:050-5525-2300 |
文部科学省国立大学機能強化事業 「 国際共同プロジェクト」
管打楽器シリーズ 2018
シュテファン・ドール プロデュース 管楽アンサンブルの極み
▊ご挨拶
東京藝術大学管打楽器シリーズ6月の公演は、ベルリン・フィル首席ホルン奏者のシュテファン・ドール氏をお迎えし、氏の企画・構成による管楽アンサンブルを中心としたプログラムをお贈りします。木管・金管・打楽器を加えた管楽アンサンブルは、楽器の進化とともに発展し、数多くの作曲家が多様な可能性を見出して、さまざまな作品を残しています。
この公演では、デュカに始まり、ドヴォルザークやR.シュトラウス、本年生誕100年のバーンスタインらの魅力がたっぷり詰まった名曲を、金管によるファンファーレからマウスピースのみ(!?)による作品まで、多彩な響きでお聴きいただきます。ホルンを通じて稀にみる音楽性を表現するシュテファン・ドール氏は、今回、指揮者として登場。センスに満ち溢れ、魅力たっぷりの音楽性を持った氏から生まれる東京藝大の管楽アンサンブルを、心ゆくまでお楽しみください。
東京藝術大学音楽学部准教授( ホルン) 日髙 剛
█ 曲目
P. デュカ:金管アンサンブルのための《 「 ラ・ペリ」 のファンファーレ》
Paul Dukas (1865~1935) : Fanfare pour précéder “La Péri”
P.デュカ/J.デーヴィス編曲:独奏ホルンと金管アンサンブルのための《 ヴィラネル》
Paul Dukas/arr. Joshua Davis : “Villanelle” for Horn with Brass Ensemble
独奏:信末 碩才
周 文中:独奏トランペット、金管と打楽器のための《 ある尼僧の独白》
Chou Wen-Chung (1923~) : “Soliloquy of a Bhiksuni” for Trumpet with Brass and Percussion Ensemble
独奏:星野 朱音
A. ドヴォルザーク:《セレナード》 二短調 作品44( B. 77)
Antonín Dvořák (1841~1904) : “Ser enade” for 2Ob., 2Cl., 2Fg., C-Fg., 3Hr., Vc. and C b in D minor op .44 (B. 77)
R. シュトラウス:13の管楽器のための《 組曲》 変ロ長調 作品4( Trv 132)
Richard Strauss (1864~1949) : “Suite” for 13 Wind instr uments in B-flat major op.4( TrV 132)
V. ジュライ:3つの金管楽器のマウスピースのための《 クワイエット、プリーズ》
Vito Žuraj(1979~) : “Quiet, Please ” for 3 br ass mouthpieces
L. バーンスタイン/E.クリーズ編曲: 金管アンサンブルのための組曲《ウェスト・サイド・ストーリー》
Leonard Bernstein(1918~1990) / arr. Eric Crees : Suite “West Side Story” for Large Brass Ensemble
█ 出演
指揮:シュテファン・ドール Conductor:Stefan Dohr
H.バウマンの演奏によってホルンに目覚め、エッセンとケルンで学ぶ。フランクフルト歌劇場、バイロイト祝祭管弦楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団等の首席奏者を経て、1993年以来、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団首席ホルン奏者。ソロのほか、アンサンブル・ウィーン・ベルリンなどで、古典から現代まで幅広いレパートリーを演奏している。ハンス・アイスラー・ベルリン音楽大学、ベルリン・フィル・アカデミー客員教授を歴任。東京藝術大学音楽学部卓越教授。
フルート:山本 葵 Flute:Aoi Yamamoto
東京藝術大学音楽学部卒業、同大学院修了(大学院アカンサス音楽賞。とくに優れた業績による奨学金返還全額免除生)。全日本学生音楽コンクール高校の部第3位、かながわ音楽コンクール第2位、宝塚ベガ音楽コンクール第3位、フルートコンヴェンション・ピッコロ部門第1位。東京藝術大学音楽学部教育研究支援員。
オーボエ:小畑 善昭 Oboe:Yoshiaki Obata
東京藝術大学在学中の1973年NHK毎日音楽コンクール(現・日本音楽コンクール)第3位。同大学院修了後、西ベルリンに留学し、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のエキストラを務める。1985~1990年新日本フィルハーモニー交響楽団首席オーボエ奏者。1990年より東京藝術大学に奉職。東京藝術大学音楽学部教授。
クラリネット:伊藤 圭 Clarinet:Kei Ito
東京藝術大学音楽学部卒業。2002年JILA音楽コンクール室内楽部門第1位。2004年日本クラリネットコンクール第1位。藝大フィルハーモニア、東京都交響楽団を経て、2011年NHK交響楽団に入団し、首席クラリネット奏者。東京藝術大学音楽学部特任准教授を経て、2018年4月より同准教授。
ホルン:日髙 剛 Horn:Takeshi Hidaka
長崎大学経済学部を卒業後、東京藝術大学でホルンを学ぶ。オランダ・マーストリヒト音楽院に留学。帰国後、広島交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、読売日本交響楽団を経て、2005~2013年NHK交響楽団ホルン奏者。東京藝術大学音楽学部准教授。洗足学園音楽大学客員教授。
ホルン:信末 碩才 Horn:Sekitoshi Nobusue
12歳よりホルンを始める。これまでにホルンを飯笹浩二、日髙剛、西條貴人、伴野涼介、五十畑勉、石山直城の各氏に、室内楽を岡崎耕治、栃本浩規、古賀慎治の各氏に師事。2017年第86回日本音楽コンクール・ホルン部門入選。東京藝術大学音楽学部4年に在籍。
トランペット:星野 朱音 Trumpet:Akane Hoshino
愛知県立芸術大学音楽学部卒業。同大学音楽学部第48回定期演奏会、第16回ヤマハ管楽器新人演奏会(名古屋)に出演。東京藝術大学音楽学部別科修了。これまでにトランペットを服部孝也、武内安幸、栃本浩規、佐藤友紀、菊本和昭の各氏に師事。
トロンボーン:古賀 慎治 Trombone:Shinji Koga
東京藝術大学音楽学部卒業。1985年第2回日本管打楽器コンクール第1位。1987年プラハの春国際音楽コンクール・トロンボーン部門ファイナリスト、ディプロマ賞受賞。新日本フィルハーモニー交響楽団首席を経て2012年3月まで東京都交響楽団に在籍。東京藝術大学音楽学部准教授。日本トロンボーン協会理事。
打楽器:藤本 隆文 Percussion:Takafumi Fujimoto
東京音楽大学卒業。第4回日本管打楽器コンクール第2位。ルクセンブルグ国際打楽器コンクール第2位(現・代表 打楽器四重奏団SHUN-KA-SHU-TOHのメンバーとして)。ジュネーヴ国際音楽コンクール第2位。神奈川フィルハーモニー管弦楽団ティンパニ奏者を経て、東京藝術大学音楽学部准教授。
チェロ:河野 文昭 Violoncello:Fumiaki Kono
京都市立芸術大学音楽学部卒業。文化庁派遣芸術家在外研修員としてロサンゼルスに留学し、さらにウィーン国立音楽大学に学ぶ。1981年日本音楽コンクール第1位、1983年ガスパール・カサド国際チェロ・コンクール、ファイナリスト。大阪府文化祭賞ほかを受賞。京都市文化功労者。東京藝術大学音楽学部教授・演奏藝術センター長。
コントラバス:池松 宏 Contrabass:Hiroshi Ikematsu
ブラジル生まれ。桐朋学園大学音楽学部卒業。1989年NHK交響楽団に入団し、1994~2006年同交響楽団首席奏者。2006~2014年ニュージーランド交響楽団首席奏者を経て、2014年から東京都交響楽団の首席奏者。内外でソロ活動のかたわら、6枚のソロ・アルバムをリリース。東京藝術大学音楽学部准教授、国立音楽大学客員教授。
※スケジュール・曲目・出演者等は都合により変更となる場合がありますので、ご了承ください。
京成線 京成上野駅、
東京メトロ日比谷線・銀座線 上野駅より 徒歩15分
台東区循環バス「東西めぐりん」谷中行き
【1】上野駅入谷口臨時バス停(東京芸術大学経由)→【5-1】東京芸術大学下車(30分間隔)
※「東西めぐりん」は、本年8月末(予定)まで迂回運行をしております。
【2】上野駅・上野公園バス停は終日停車いたしません。
【1】上野駅入谷口臨時バス停をご利用ください。
駐車場はございませんので、お車でのご来場はご遠慮ください
所在地:〒110-8714東京都台東区上野公園12-8