本学では、学生の健康と学業環境の向上、そして女性活躍の推進を目的に、生理用品の無償配布を4月より試験的に開始します。今回の取り組みは、生理に関する悩みを抱え込まず、安心して学業や課外活動に打ち込める環境づくりを目指すとともに、ジェンダー平等な社会の実現に貢献することを目的としています。
設置場所
上野校地 5か所
1.大学本部棟1階(保健管理センター近く) 女子トイレ
2.音楽学部3号館1階 女子トイレ
3.美術学部中央棟1階 女子トイレ
4.国際交流棟2階 トイレ横洗面所
5.附属図書館B棟B階 バリアフリートイレ
取手校地 2か所
1.メディア教育棟2階 女子トイレ
2.共通工房棟1階 女子トイレ
横浜校地 3か所
1.馬車道校舎1階 女子トイレ
2.万国橋校舎 女子トイレ
3.元町中華街校舎1階 女子トイレ
千住校地 2か所
1.D棟1階 女子トイレ
2.D棟3階 女子トイレ
本学では、全ての学生が健康で充実した学生生活を送れるよう、生理用品を無償で提供します。この取り組みは、単に生理用品を提供するだけでなく、学生の心身の健康をサポートし、学業への集中力を高め、多様な性が共存できる包括的なキャンパスを実現することを目指しています。急に生理が始まった際にも、学生、教職員が互いに協力し合うことで、学生は安心して学業に集中できます。生理用品の無償配布は、個人のウェルビーイング向上だけでなく、多様性を尊重し、包容性のある社会の実現につながる取り組みです。
※ 本プロジェクトは、〈みずほ〉のご支援に支えられています。
困った時に困ったと言える、互いに助け合う大学の文化を醸成し、学生同士、教職員が協力し、より良いキャンパス環境を作り上げていくきっかけとするワークショップを開催します。
第1回
開催時期 2025年5月予定 ※詳細は別途周知します。
ファシリテーター 西原 珉(先端芸術表現科 准教授)
寺田健人(先端芸術表現科 助教)
サニタリードライブは現在試験的な運用段階です。
藝大をジェンダー平等な場所にするために、
ワークショップへの参加、生理用品の寄付、
東京藝術大学と〈みずほ〉は2023年11月7日、包括連携協定を締結しました。東京藝術大学は〈みずほ〉と連携し、「アートでもっと元気に」「アートをもっと身近に」「アートの力で変わりたい」をコンセプトに掲げ、ジェンダーフリーやウェルビーイングの実現、イノベーション創出などの社会課題の解決に貢献するとともに、経済だけでなくアート・文化も持続性ある豊かな社会を共創していくことを目指していきます。
SDGs(持続可能な開発目標)の目標5「ジェンダー平等を実現しよう」目標3「全ての人に健康と福祉を」の達成に向けた具体的な行動として、持続可能な社会の発展にも寄与します。