河野文昭 退任記念演奏会

東京藝術大学奏楽堂における感染症対策とご来場されるお客様へのお願い（R5.9.15 更新）

奏楽堂における演奏会等の開催につきまして、お客様に安心してご来場いただけるよう、感染症拡大防止へ取り組んで参ります。
みなさまのご協力をよろしくお願いいたします。

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河野文昭 退任記念演奏会

　これまでの音楽家人生の中心にあった室内楽。
　これからも共に演奏を重ねてゆく仲間たちとその軌跡をたどります。

▊曲目

＃１．チェロアンサンブルの愉しみ
　F.J. ハイドン：チェロ三重奏のためのディヴェルティメント ニ長調

＃２．クィンテット WAM・キョウト
　W.A. モーツァルト：弦楽五重奏曲 変ホ長調 KV 614

＃３．バースデートリオ
　R. シューマン：ピアノ三重奏曲第2番 ヘ長調 op.80

＃４．AOI・レジデンス・クヮルテット
　B. バルトーク：弦楽四重奏曲第5番 Sz. 102

▊本日のアンコール曲（3/20更新）
　J.S.バッハ：無伴奏チェロ組曲第６番ニ長調BWV.1012より サラバンド

▊出演
河野 文昭（チェロ）

＃１．チェロアンサンブルの愉しみ 　～40年にわたり京都にて綿々と続く稀有のチェロアンサンブル～
　Vc. 　上村　昇　　第46回日本音楽コンクール第1位。第6回カサド国際チェロ・コンクール優勝。
　      　 藤森亮一　　第52回日本音楽コンクール第1位。NHK交響楽団首席奏者、本学非常勤講師。
　    　   河野文昭

＃２．クィンテット WAM・キョウト 　～「WAM」とはヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの頭文字～
　Vn. １　玉井菜採　　1992年プラハの春国際コンクール優勝等、入賞多数。本学教授。
　Vn. ２　永峰高志　　元NHK交響楽団首席奏者。国立音楽大学特任教授、本学非常勤講師。
　Va. １　佐々木　亮　　東京藝大卒業後ジュリアード音楽院にて研鑽。2008年よりNHK交響楽団首席奏者。
　Va. ２　大野かおる　　東京藝大修士課程修了。東京国際コンクール第1位。本学及び東京音大講師。
　Vc. 　　河野文昭

＃３．バースデートリオ 　～偶然にも３人の誕生日が同じことから名付けられたピアノトリオ～
　Pf. 　河野美砂子　　第35回藤堂音楽賞。ウィーン等にて研鑽。京都市立芸大、大阪音大大学院元講師。　　
　Vn. 　漆原朝子　　第2回日本国際音楽コンクール第1位。アリオン賞、モービル音楽賞奨励賞等受賞。本学教授。
　Vc. 　河野文昭

＃４．AOI・レジデンス・クヮルテット　～静岡音楽館AOIを拠点に、古典から現代の作品まで幅広く演奏～
　Vn. １　松原勝也　　AOI・レジデンス・クヮルテット、クァルテット・アーニマのメンバー。本学教授。
　Vn. ２　小林美恵　　東京藝大を首席で卒業。1990年ロン・ティボー国際コンクール優勝。
　Va. 　　 川本嘉子　　1992年ジュネーヴ国際コンクール第2位。元N響、愛知室内オーケストラ首席客演奏者。
　Vc. 　　 河野文昭

▊プロフィール

河野 文昭 ／ チェロ

兵庫県立神戸高校入学と同時にチェロを始める。京都市立芸術大学卒業。1982年に文化庁在外派遣研修員としてロスアンジェルスで、その後ウィーン国立音楽大学にて研鑽。黒沼俊夫、ガボール・ライトー、アンドレ・ナヴァラの各氏に師事。／ 帰国後は独奏者としてリサイタル開催の他、J. コッコネンの協奏曲（渡邉暁雄指揮日本フィルハーモニー定期演奏会）、L. ベリオの無伴奏曲「セクエンツァⅩⅣ」などを日本初演した。／ 室内楽の分野では、アルゲリッチやバシュメット、カルミレッリ、R. ホーネック、W. ベネット、I. ゴリツキ、P. ロジェ、パノハ弦楽四重奏団などと共演。また今回出演の各グループに加え、アンサンブル of トウキョウ、岡山潔弦楽四重奏団、東京クライスアンサンブルのメンバーとしても国内外にて精力的な活動を行ってきた。／ 1993年～2003年ゆふいん音楽祭音楽監督。／ 第50回日本音楽コンクール第１位。2004年京都府文化賞功労賞受賞。2017年京都市文化功労者。／ 1992年より本学助教授、2007年より教授として30年以上にわたり後進を指導。2018年より現在まで演奏藝術センター長。／ 使用楽器はN. リュポー “Ex Mercadier”（1822）。

※曲目・出演者等は都合により変更となる場合がありますので、ご了承ください。