英国王立音楽院との交流協定調印式が行われました（5/13ロンドン英国王立音楽院にて）

　スーパーグローバル大学創成支援事業を進める大学として国際的に活躍できる人材育成を実現すべく、世界の教育機関と連携を図ろうとする中で、5月13日、ロンドンにある英国王立音楽院にて本学と同音楽院の交流協定調印式が行われました。
　同音楽院ジョナサン・フリーマン＝アトウッド学長と東京藝術大学澤和樹音楽学部長が、在英国日本国大使館加藤元彦特命全権公使の立ち合いのもと、協定書に署名し、固い握手をかわしました。この協定によって、英国王立音楽院と本学音楽学部の、教員や学生の相互交換、共同プロジェクトの開催等、活発な交流活動が実現します。
　200年近い伝統を誇る英国王立音楽院と本学音楽学部は、20年近くにわたり交友関係を続けており、その賜物ともいえるこの協定は、
・教員の相互交換
・学部から博士課程までの学生の相互交換
・共同研究、共同公演を含む共同プロジェクト
・その他、音楽の他分野を結び付ける共同プロジェクト（音楽院の作曲科による制作および東京藝大の邦楽科による演奏を通して、日本の伝統音楽をヨーロッパの音楽教育機関に紹介する、等）
といった内容が含まれています。

　この協定に基づいて早速今年7月に音楽院より二人の教授が本学に招聘され、今秋には邦楽科の訪英が決まっています。またこの喜ばしい機会に併せて、両音楽大学の関係強化に力を注いできた澤和樹音楽学部長が英国王立音楽院名誉教授に任命されました。

協定書にサイン

英国王立音楽院ジョナサン・フリーマン＝アトウッド学長と澤和樹音楽学部長

澤和樹音楽学部長が名誉教授に就任