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【告知】公開講座 OPEN TRADITION2015 『アニメーションとキャラクターの幸福な関係』

2015年11月13日 | イベント, 全て, 大学全般

東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻
公開講座 OPEN TRADITION 2015
『アニメーションとキャラクターの幸福な関係』

講師:ひこねのりお
-東京藝術大学 美術学部 工芸科 図案計画専攻 1959年卒業-

“OPEN TRADITION”第3回目は、東京藝術大学美術学部出身のひこねのりお氏をお迎えします。

ひこね氏は、卒業後、東映動画にて劇場映画「わんぱく王子の大蛇退治」や「どうぶつ宝島」など黄金期の作品に関わり、「狼少年ケン」はじめ多くのテレビアニメシリーズの原画、演出、作画監督として参加した後、TVCMというステージで独自のキャラクター、イラストレーションの世界を展開しました。

氏が手がけた「カールおじさん」(株式会社明治)や「パピプペンギンズ」(サントリー株式会社他)は、日本中誰もが知っているおなじみのキャラクターです。

多くの人々に長く、親しみをこめて愛されるキャラクターの力や、マスに向けて発信するポジティブなクリエイティビティについて、その足跡を辿りながら、作品上映と共に貴重なお話を伺います。

開催概要

公開講座 アニメーションとキャラクターの幸福な関係 >>チラシ表面(131KB)

日時 2015年12月5日(土)
12:30~
第1部:13:00-14:30 上映「わんぱく王子の大蛇退治」(1963)
第2部:15:00-17:00 講演
*受付にて12:00より整理券を配布致します。
場所 東京藝術大学大学院映像研究科 横浜校地馬車道校舎
みなとみらい線「馬車道駅」7番出口すぐ
入場料

先着80名/事前申込不要

主催 東京藝術大学大学院映像研究科/横浜市文化観光局
協力

株式会社ひこねスタジオ/アニドウ/株式会社明治/株式会社IMAGICA TV/
東京国立近代美術館フィルムセンター/東映株式会社/株式会社ホリプロ/
八巻 磐(敬称略)

URL

*詳細はHPをご確認下さい。
http://animation.geidai.ac.jp/open2015/

講師紹介

■ 講師:ひこねのりお(彦根範夫)
1936年東京生まれ。東京藝術大学美術学部工芸科卒。
1959年東映動画株式会社に入社。『わんぱく王子の大蛇退治』の動画、『どうぶつ宝島』のオープニング担当、『狼少年ケン』の作画監督などを務めた後、虫プロダクションに移籍し『ジャングル大帝』の原画チーフを担当。その後『悟空の大冒険』の演出など経て、放送動画制作で『ファイトだ!! ピュー太』の演出に参加。
1966年フリーとなり、『カールおじさん』(明治株式会社)をはじめとするテレビコマーシャル、キャラクターデザイン、広告イラスト、子供向け雑誌のイラストなどの作画を手がける。また世界最高齢のアニメーション制作集団「G9+1」として精力的にアニメーション制作を行う。

代表作
『明治カールTVCM』『明治きのこの山たけのこの里TVCM』
『サントリーCANビールペンギンTVCM』
「NHKみんなのうた」『赤鬼と青鬼のタンゴ』『わらしのうた』等
「NHK教育テレビ プチプチ・アニメ」 『パニポニ』

■ 友情出演:小田部羊一
1936年台北市生まれ。1955年、東京藝術大学美術学部日本画科に入学し、前田青邨に師事する。卒業後、東映動画株式会社へ入社。「わんぱく王子の大蛇退治」、「太陽の王子ホルスの大冒険」、「どうぶつ宝島」など多くの作品に関わる。その後「パンダコパンダ」、「アルプスの少女ハイジ」、「母をたずねて三千里」でキャラクターデザイン、作画監督を担当する。「龍の子太郎」では奥山玲子夫人と共同キャラクターデザイン+作画監督、「じゃりン子チエ」メインスタッフなど、常にアニメーション史に残る名作にその名を刻む。1985年からは、東京デザイナー学院で後進の育成にあたるとともに、任天堂開発部に勤務、「スーパーマリオブラザーズ」ゲーム制作に参加、「ポケットモンスター」ではアニメーション監修を務める。日本アニメーション協会会員。 日本アニメーション文化財団理事。

■ 企画・進行:伊藤有壱(東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻教授) 
1962年生。東京藝術大学美術部デザイン科卒。1998年I.TOON Ltd.設立。 同代表。日本アニメーション協会理事。クレイを中心にあらゆる技法を使いこなし、 キャラクターデザインやアニメーションなど幅広い分野で活躍。 代表作はNHK Eテレ「ニャッキ!」20周年、NHKみんなのうた「グラスホッパー 物語」、 松竹社110周年記念 事業作品「ノラビッツ・ミニッツ」、 ミスタードーナツ「ポン・デ・ライオン」TVCM、宇多田ヒカル「traveling」 MV、平井堅「キミはともだち」MVなど。 2011年オリジナル短編アニメーション 作品「HARBOR TALE」制作。 2012年、ZLIN FILM FESTIVAL(チェコ)アニメーション部門最優秀賞、観客賞をW受賞。クレイアニメ制作ソフト「CLAY TOWN」プロデュース。横浜文化賞文化・芸術奨励賞、文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞受賞。

■ モデレーター:イラン・グェン(東京藝術大学 特任准教授) 
1975年仏・パリ近郊生まれ。仏語翻訳・通訳、アニメーション研究。95年より翻訳や雑誌の編集に携わり、以後仏語・日本語で執筆。99年よりプログラムや通訳でアヌシー、ザグレブを始め、多くの映画祭に協力。99、01、03年にパリのフィルムセンター開催の「日本の新しき映像」の共同責任者へ。一方、04、05年に東京日仏学院にて「日仏アニメーションの出会い」をプログラムし、06年に同会場で「ポール・グリモー展」のコーディネートを、08年にはフランスで開催の「グリモー・高畑・宮崎 三人展」の企画・学術委員を務めた。

お問合せ

東京藝術大学大学院映像研究科 OPEN TRADITION事務局
企画進行:面髙
担当:河野、胡(コ)、金(キム)
TEL:045-227-6041(平日10:00~17:00)
E-mail:contact@animation.geidai.ac.jp
http://animation.geidai.ac.jp/open2015/