伊那市白鳥市長と澤学長によるタカトオコヒガンザクラの植樹（11/17）

　11月17日（木）、良く晴れた空のもと伊那市白鳥 孝市長と本学澤 和樹学長が「伊澤修二記念音楽祭」30周年を記念してタカトオコヒガンザクラを伊澤修二の銅像横へ植樹しました。

　東京藝術大学音楽学部の前身である東京音楽学校の初代校長を務めたのが伊那市高遠町出身の伊澤 修二であり、早期教育プロジェクトや伊澤修二記念音楽祭などで本学とご縁のある伊那市から、本学へ友好の印として門外不出とされるタカトオコヒガンザクラが贈られました。

　植樹式では、澤 和樹学長から、今年4月に開催した早期教育プロジェクトで伊那を訪れた際に、濃いピンク色の美しい満開の桜は圧巻で、思わず目を奪われたエピソードとともに、その桜を本学へお贈りいただいたことへの感謝が述べられました。また、早期教育プロジェクトでの協力や先月末に開催された「伊澤修二記念音楽祭」に本学学生と東京藝大シンフォニーオーケストラとして参加させていただいたことなどのお礼と、本学には美術学部や映像研究科もあり、今後も伊那市と友好的な関係を築いていきたいと願っていることや、この桜が本学の卒業生を見送り、また新入生を迎え入れるなど、伊澤先生とともに本学の行く末を末永く見守っていってほしいとあいさつがありました。

　伊那市白鳥 孝市長から、伊澤 修二先生は伊那市にとっても偉人であり、子どもからお年寄りまで皆が慕っている先生です。この度の植樹で伊澤先生が末永く、桜と一緒に、東京藝術大学の皆さんを見守っていくことを願っています。これからも音楽・美術・映像など様々な芸術分野でご活躍されている東京藝術大学の皆さんと協力して、伊那市を芸術や音楽の溢れる素敵な市にしていきたいと願っております、とのあいさつがありました。

（左）伊那市白鳥市長からのあいさつ（右）本学澤学長からのあいさつ

左から4人目伊澤 修二先生のご後裔伊澤 純也さん、伊那市白鳥 孝市長、本学澤 和樹学長