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「バベルの謎 –アートとデータサイエンスの創造–」展の開催について

2019年04月02日 | イベント, 全て, 大学全般

 東京藝術大学社会連携センターは、2019年4月4日(木)から6月28日(金)まで、東京・大手町の大手町プレイス・ウエストタワー地下2階にて、「バベルの謎 –アートとデータサイエンスの創造–」展を開催します。

>>チラシ(PDF)

本展の内容

 偽典の「ヨベル書」によれば、神はノアの息子たちに世界の各地を与え、そこに住むよう命じていた。しかし人々は、これら新技術を用いて天まで届く塔をつくり、シェムを高く上げ、人間が各地に散るのを免れようと考えた。神は降臨してこの塔を見「人間は言葉が同じなため、このようなことを始めた。人々の言語を乱し、通じない違う言葉を話させるようにしよう」と言った。このため、人間たちは混乱し、塔の建設をやめ、世界各地へ散らばっていった。 バベルの塔は1563年から65年に書かれた大バベル、小バベルの2枚の傑作絵画で有名だが上記のように人間が集合して神の域に達しようと奢った考えを懲罰するために神がこの塔を壊し、人類を様々な地域に分け、言語を違えて散らばることを策した物語である。しかし、その説には古来から様々に異なった解釈がある。

 ブリューゲルの制作意図がどのようなものであったにしろ、彼がこの傑作を残した故に人類は数百年もの間旧約聖書に残された神話の真意を測ろうとさまざまな思考、調査を繰り返してきた。芸術がもたらす意味とは作品そのもの以上に技術と智慧の粋を凝縮することに よってあぶり出される疑問や問題提起の創造にあるのではないだろうか?

 そこで今回、芸術作品が生み出した疑問への問題解決を、人類が生み出した新たなバベルの塔である、インターネットを駆使して迫るとともにそこに結集されている人類の智慧を視覚化することによって、旧約聖書によれば言語や地域が個々によって違えられた人類が、実はその後も同時進行的に建設的な努力を共有している、ということを実証しようと思う。ここでは毎日、ネット上に集められたバベルの塔への疑問と、その回答への努力が螺旋状の迷路の中で視覚化され、その数百年の過程の中で生み出されたアートコンテンツがライブで発信されることになる。訪れる方々は無限の情報の海の中で、芸術作品が灯台の灯火のように出口を示す瞬間を体験することになるだろう。

 開催期間  2019年4月4日(木)~6月28日(金)
11:00-20:00 ※観覧無料
会場  大手町プレイス・ウエストタワー地下2階(東京都千代田区大手町2-3-1)
アクセス:東京メトロ大手町駅A5出口徒歩1分/ JR東京駅丸の内北口徒歩7分
主催 東京藝術大学社会連携センター
共催 NTT都市開発株式会社
ディレクター、キュレーター 伊東順二(社会連携センター特任教授)
問い合わせ先 東京藝術大学 COI 拠点文化外交・アートビジネスグループ
TEL050-5525-2403