東京藝術大学とコルベール委員会ジャパンが主催 「コミテコルベール アワード2019」展 授賞式開催

　東京藝術大学とコルベール委員会ジャパンが主催する展覧会「コミテコルベール アワード 2019  –令和：新しい時代–」展において、一般公開に先駆けて11月8日、授賞式が開催されました。優秀作品として3点の作品が選ばれ、受賞者3名には奨学金20万円が支給されます。さらにこの賞は来年度まで継続予定で、選抜された優秀作品によるパリでの展覧会も計画されています。

Photo:  2019 Getty Images : Tomohiro Ohsumi
© COMITÉ COLBERT JAPAN 、Tokyo University of the Arts

2019年11月8日 授賞式　東京藝術大学大学美術館 授賞式会場
前列左より：ローラン・ピック氏(駐日フランス大使)、金森由晃、太田琢人、門馬さくら(以上受賞者)、澤和樹(東京藝術大学学長)、八谷和彦(美術学部先端芸術表現科准教授)
後列左より：ノルベール・ルレ氏 (LVMH モエヘネシー・ルイヴィトン・ジャパン株式会社 代表取締役社長)、リシャール・コラス氏(コルベール委員会ジャパン チェアマン、 シャネル合同会社 会長)、ヴェロニカ・プラット・ヴァン・ティール (リシュモン ジャパン株式会社 カルティエ プレジデント＆CEO)、日比野克彦(東京藝術大学美術学部長)、秋元雄史(東京藝術大学大学美術館館長・教授)

　11月8日に同会場で実施された最終審査の結果、以下の3名の作品が優秀作品として選出されました。

金森 由晃　「Memory of sense」

Photo: 永井文仁 © COMITÉ COLBERT 、東京藝術大学

門馬 さくら 「私たちが纏う仮面は本当に顔が隠れているだろうか？」

Photo: 永井文仁 © COMITÉ COLBERT 、東京藝術大学

太田 琢人　 「Rubbish Things」

Photo: 永井文仁 © COMITÉ COLBERT 、東京藝術大学

　コルベール委員会と東京藝術大学美術学部が協力をし、未来の文化とアーティスト育成の一助となるべく企画した、日本から世界に向けて発信する日本独自のプロジェクトです。
　本プロジェクトでは、第一次審査で選出された12名の藝大生が、「令和：新しい時代」をテーマにアート作品を制作。これらの作品を、本展覧会「コミテコルベール アワード 2019」で発表します。さらにその中から、特に優秀な作品を3点選出します。

【一次審査　審査員 （順不同）】
・薩摩 雅登 東京藝術大学 大学美術館 教授
・O JUN 東京藝術大学 絵画科油画専攻 教授
・小沢 剛 東京藝術大学 先端芸術表現科 教授
・森 淳一 東京藝術大学 彫刻科　教授
・岩田 広己 東京藝術大学 工芸科 准教授
・鈴木 太朗 東京藝術大学 デザイン科 准教授
・八谷 和彦 東京藝術大学 先端芸術表現科 准教授

【最終審査　審査員 （順不同・敬称略）】
・日比野 克彦　東京藝術大学 美術学部長
・秋元 雄史　東京藝術大学 大学美術館館長・教授
・ノルベール・ルレ　LVMH モエヘネシー・ルイヴィトン・ジャパン株式会社 代表取締役社長
・ヴェロニカ・プラット・ヴァン・ティール リシュモン ジャパン株式会社 カルティエ プレジデント＆CEO
・リシャール・コラス　コルベール委員会ジャパン チェアマン、 シャネル合同会社 会長

【参加学生】
［第1次審査通過者12名］
東 弘一郎 / 荒川 弘憲 / 井上 佳与  / 太田 琢人 / 金森 由晃 / 小林 あずさ / スクリプカリウ落合 安奈 / 高井 碧 / 鶴田 航 / 根本 祐杜 / 門馬 さくら / VIKI
[コミテ コルベールアワード2018 受賞者3名]
松本 幹子 / 高本 夏実 / 岡﨑 龍之祐

＞＞展覧会HP