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Tシャツデザインのコンペティション受賞者決定〈ZOZO×東京藝大〉

2024年05月27日 | 全て, 大学全般

「2024 ARTS OF FASHION COMPETITION modelab by ZOZOTOWN × 東京藝術大学 TEXTILE ARTS」受賞者決定

2024年5月14日、本学にて学生および卒業生を対象とした、株式会社ZOZOとの連携によるTシャツデザインのコンペティション審査が行われました。「ファッションのフィルターを通して、枠に囚われずにアートを自由な視点で表現する」というテーマで募集し、応募総数276点の中から下記4名の作品が選出されました。受賞者には賞金が贈られ、選出されたデザインは、2024年6月に、スタイリストの熊谷隆志氏が手掛ける『modelab』にて商品化され、ZOZOTOWNで限定受注販売される予定です。

■優秀賞受賞者
海田 通孝さん(美術学部 芸術学科1年)
資延 美葵さん(大学院美術研究科 修士課程 デザイン専攻1年)
上川 桂南恵さん(2023年度大学院美術研究科 修士課程 先端芸術表現専攻 修了)
OH CHEARINさん(大学院美術研究科 修士課程 デザイン専攻1年)

■一次審査通過者(優秀賞受賞者以外)
奥村 凪、上川 桂南恵、鈴木 遥香、諏訪 葵、戸部 珠海、林 ヨリ、原田 向日葵
福島 音舞里、藤田 望愛、穆継聡/潘雯霏、増田 茜、松下 穂香、向佐 満里子
(五十音順)

■審査員
橋本 圭也(東京藝術大学美術学部工芸科染織研究室 教授)
松下 計(東京藝術大学美術学部デザイン科 教授)
薄久保 香(東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻 准教授)

■特別審査員
熊谷 隆志(クリエイティブディレクター / スタイリスト)
平岩 瑞基(株式会社 ZOZO)

優秀賞受賞作品

海田 通孝さん(美術学部 芸術学科1年)
作品タイトル:Cause It Is Better Than Monopoly
作品に関するコメント:
なにが独占よりもマシなのか。なにからの独占よりもマシなのか。そもそもなにが独占されているのか。独占の帰属先はどこにあるのか。ともあれ、独占よりもマシだからである。
受賞にあたってのコメント:
優秀賞を受賞することができ大変光栄です。
このTシャツが、固着化した世界を生きる人びとにたいして、なにかすこしでも力を与えることができるのであれば、嬉しいです。

 

資延 美葵さん(大学院美術研究科 修士課程 デザイン専攻1年)
作品タイトル:harappa
作品に関するコメント:
原っぱをテーマにコラージュの手法で制作しました。
受賞にあたってのコメント:
この度は優秀賞に選出いただき大変光栄に存じます。日頃熱心にご指導くださっている教授や、友人にも感謝申し上げます。今後さらなる表現の追求と学びを深めるよう努めます。

 

上川 桂南恵さん(2023年度大学院美術研究科 修士課程 先端芸術表現専攻 修了)
作品タイトル:The Mud at the Bottom of the River May End up Above Our Heads
作品に関するコメント:
美術でみえにくいものの生き様に、驚くほどの光をあてる。発展として、これらの活動が「川の底の泥が頭の上に来るかもしれない」危機を想像できるきっかけとなるといい。
受賞にあたってのコメント:
この度は優秀賞をいただき、誠にありがとうございます。多くの方に手に取っていただけると幸いです。 

 

OH CHEARINさん(大学院美術研究科 修士課程 デザイン専攻1年)
作品タイトル:Rest_2
作品に関するコメント:
忙しく変化して動く現代社会で、木の静けさを持つことができるというのは、自分に休息を与えるということ。 私たちは木から知恵を学ぶ。 その知恵を持ってこれからの人生を歩んでいけたら、この人生も木の成熟さのように美しく、より豊かになるだろう。
受賞にあたってのコメント:
賞を頂くことができ、とても光栄に思います。私のTシャツのテーマである木から知恵を得て、現代人の心に休息を与える意味が人々に伝われば嬉しいと思います。

 


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>>【募集】Tシャツデザインのコンペティション〈ZOZO×東京藝大〉(2024/03/29)