【公演中止】土田英三郎　東京藝術大学退任記念 最終講義と演奏会

詳細・お申込方法はこちら

東京藝術大学音楽学部楽理科教授
土田 英三郎　東京藝術大学退任記念
最終講義と演奏会

第一部：最終講義
―古典派の性格交響曲：田園交響曲を例に―

第二部：演奏会
ユスティーン・ハインリヒ・クネヒト：交響曲 ト長調《自然の音楽的描写》（1784/85）日本初演

パウル・ヴラニツキ：交響曲 ニ短調《嵐　La tempesta》日本初演

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン：交響曲第６番 ヘ長調《田園交響曲、あるいは田舎の生活への思い出 ―音画よりも感情の表現》、作品６８（1808）

▊出演

指揮
土田 英三郎

コンサート・マスター
近藤　薫（東京フィルハーモニー交響楽団コンサート・マスター）

スペシャル・ゲスト
オーボエ首席：小畑 善昭（東京藝術大学教授）

演奏：東京藝術大学卒業生、在学生有志オーケストラ
 

▊土田 英三郎　Eizaburo Tsuchida
音楽学（西洋音楽史とりわけ18･19世紀、音楽理論（史））

1981年東京藝術大学音楽研究科博士課程（音楽学）中退。1981年に東京藝術大学音楽学部楽理科常勤助手、翌年常勤講師、84年助教授、2003年に教授、以後附属図書館長等を歴任。この間、1988年～89年にドイツ連邦共和国（旧西ドイツ）のベルリン自由大学で研鑽。研究課題は、西洋音楽における音楽形式と音楽形式理論の歴史、交響曲の歴史、作曲家研究ではブルックナー、ベートーヴェンなど。著書に『ブルックナー』（新潮文庫）、『ベートーヴェン全集』全10巻（共編著、講談社）、『ベートーヴェン事典』（共編著、東京書籍）、『転換期の音楽』（共編著、音楽之友社）、スコア解説『ベートーヴェン交響曲第5番』、『同第9番』、『同第3番』、『同第6番』（以上音楽之友社）、「日本における第9交響曲受容史のひとこま」（ベーレンライター版ベートーヴェン交響曲第9番フィナーレ前書き）、訳書に『新グローヴオペラ事典』（共訳、白水社）、ルイス・ロックウッド『ベートーヴェン音楽と生涯』（共監訳、春秋社）、マーク・エヴァン・ボンズ『ソナタ形式の修辞学：古典派の音楽形式論』（音楽之友社）など。N響『フィルハーモニー』編集顧問、NHK-FM『大作曲家の時間：ブルックナー」全31回、N響定期演奏会実況解説などを担当。東京藝術大学バッハカンタータクラブ顧問、日本ベートーヴェンクライス BKJ副代表。熱烈な漫画及びスパイ・ミステリー小説愛好家としても知られる。

※曲目・出演者等は都合により変更となる場合がありますので、ご了承ください。