藝大アートプラザ・オープニングセレモニーを開催（10/2）

　東京藝術大学は10月2日、新しい「藝大アートプラザ」のオープニングセレモニーを開催いたしました。

　オープニングセレモニーは、報道関係者をはじめ、本学及び株式会社小学館の役職員など総勢150名が参列するなか、藝大アートプラザのＣＭ・ポスターで着用された小学１年生の制服で、澤和樹学長、日比野克彦美術学部長、相賀昌宏株式会社小学館代表取締役社長の登壇から華やかに開式しました。

左から日比野克彦美術学部長、澤和樹学長、相賀昌宏株式会社小学館代表取締役社長

　開式の冒頭、主催者挨拶として、澤学長、日比野美術学部長、相賀代表取締役社長の三方から、「新しい藝大アートプラザの活用方法」や「藝大と小学館との共同事業としての将来展望」などの挨拶があり、澤学長からは「本学の教育研究成果を国内外へ幅広く発信するため、才能ある学生や卒業生に活躍の場を提供し、更に社会との接点をもっと持っていきたいと思っており、新しい「藝大アートプラザ」は、小学館とのコラボレーションの下、「藝大の玄関口」として、「芸術」をとおして大学と一般の方、企業と自治体等を橋渡しするコミュニティー交流ゾーンとして効果的に活用していく所存であると述べました。
　また、日比野学部長からは「子ども達を中心に、更なる芸術教育の充実を図るため、藝大アートプラザを拠点に小学館との共同事業プロジェクトを積極的に推進していきたい」との心強い挨拶がありました。
　更に、藝大アートプラザの応援隊長であり、ＣＭ・ポスターのアートディレクションを担当した箭内道彦美術学部准教授から、ＣＭ・ポスターのコンセプト等について説明がありました。
　続いて、日比野美術学部長から藝大アートプラザ・ロゴのライブペインティングがあり、アートプラザロゴの誕生秘話も説明しながら、メロディー付き特別バージョン「ピカピカの１年生♪」のロゴを驚きのスピードで描き上げました。

　その後、澤学長が小学１年生の制服を着ながら、新しい「藝大アートプラザ」のオープニングセレモニーに相応しい、ヨハン・ゼバスティアン・バッハ作曲「無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番ト短調よりアダージョ」を演奏し、報道関係者からの質疑応答の後、オープニングセレモニーは幕を閉じました。

【藝大アートプラザ】

　藝大アートプラザは、本学と株式会社小学館が、共同事業として藝大上野キャンパス内に開設したギャラリー・ショップです。藝大の学生、教職員、卒業生の作品を中心に展示、販売いたします。なお、新しい「藝大アートプラザ」のオープニングとして、10月2日から10月28日までの間、美術学部日本画研究室による企画展「藝大日本画展」を開催しております。常設展示コーナーには、絵画に限らず、工芸科、デザイン科などによる、日常使いもできる、器やアクセサリーなども販売しております。
　最新の美術を見たい！という方、人とは違う一点物をお探しの方、美術品を買ってみたいけど最初の一歩を踏み出せずにいる方にもおすすめのスポットです！
　気軽な気持ちで遊びに来てください。

♦ 所在地：東京藝術大学（東京都台東区上野公園12-8）
♦ 電　話：050-5525-2102（ 藝大アートプラザ）
♦ 営業時間：10時～18時 月曜定休（月曜祝日の場合、翌火曜休み）　
♦ 藝大アートプラザ
　　　https://artplaza.geidai.ac.jp/
♦ 藝大アートプラザのCM
　　　https://www.youtube.com/watch?time_continue=1&v=G3ahbB9yJqs