敦煌研究院との合同オンライン交流イベント及び調印式が行われました（12/6）

（写真左）後列左から：荒井経教授、松田誠一郎教授、日比野克彦美術学部長、桐野文良教授　前列：澤和樹学長
（写真右）前列：苏伯民院長

12月6日（月）、本学と敦煌研究院をオンラインで繋ぎ、合同オンライン交流イベント及び調印式を行いました。

敦煌研究院と本学は1982年に本学の学術調査団が敦煌研究院を訪問したことを契機に交流を始め、その後37年に及ぶ人材育成事業により関係性を深めてきましたが、昨年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響により中断を余儀なくされました。今回のオンライン交流イベントは、改めて両機関の交流を深め、コロナ収束後の人材交流再開に向けて将来への展望を共有することを目的として行われました。

本イベントには本学からは澤和樹学長、日比野克彦美術学部長、桐野文良教授、松田誠一郎教授及び荒井経教授、敦煌研究院からは苏伯民（ス・ボミン）院長、马强（マ・チャン）美術研究所長、张小刚（ヅァン・シャオガン）考古研究所長、于宗仁（ユー・ジョンネン）保護研究副所長と両機関の学生、研究員が参加し、大変有意義な会となりました。

本学大学院美術研究科と敦煌研究院客員研究員経験者とのオンライン交流会では３つの分科会に分かれ、それぞれの研究分野について活発に意見交換が行われました。

また、両機関の紹介映像も上映され、改めてお互いの機関を深く知るよい機会となりました。

分科会１：芸術学専攻 日本・東洋美術史研究室、敦煌研究院考古研究所

分科会２：文化財保存学専攻 保存修復日本画研究室、敦煌研究院美術研究所

分科会３：文化財保存学専攻 保存科学研究室、敦煌研究院保護研究所