藝大フィルハーモニア管弦楽団 新卒業生紹介演奏会（藝大定期第416回）

東京藝術大学奏楽堂における新型コロナウイルス感染拡大防止対策とご来場されるお客様へのお願い （R5.4.27更新）

奏楽堂における演奏会等の開催につきまして、お客様に安心してご来場いただけるよう、新型コロナウイルス感染拡大防止へ取り組んで参ります。
感染予防及び拡大防止のため、みなさまのご理解、ご協力をいただきますようお願い申し上げます。

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◆新卒業生・曲目

◇作曲　Composer　
　廣庭 賢里　Satori Hironiwa　
『Re ; Born』オーケストラのための ／ 廣庭 賢里

◇指揮　Conductor　　
　吉﨑 理乃　Ayano Yoshizaki　※「吉」は「土」と「口」
　交響詩「死と変容」 作品24 ／ R. シュトラウス

◇サクソフォン　Saxophone　　
　山本 航司　Koji Yamamoto
　アルトサクソフォンとオーケストラのためのバラード／ F. マルタン

◇ピアノ　Piano
　永井 希望　Kibou Nagai
　ピアノ協奏曲第４番 ト長調 作品58 ／ L. v. ベートヴェン

◇ソプラノ　Soprano　
　白川 憂里亜　Julia Shirakawa
　歌劇《ロミオとジュリエット》より　“愛よ私を勇気づけて” ／ C. グノー

◇ヴァイオリン　Violin
　橘和 美優　Miyu Kitsuwa
　ヴァイオリン協奏曲 作品33（FS.61） ／ C. ニールセン

◆出演
　指揮：現田 茂夫　
    Conductor：Shigeo Genda

　管弦楽：藝大フィルハーモニア管弦楽団
　Orchestra : The Geidai Philharmonia Orchestra, Tokyo

◆プロフィール

◇廣庭 賢里（作曲）
2000年徳島県生まれ。国立音楽大学附属高等学校音楽科ピアノ専攻を経て、東京藝術大学音楽学部作曲科を首席で卒業。現在、東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程作曲専攻作曲研究分野１年次に在籍中。令和３年度「宮田亮平奨学金」奨学生。卒業時にアカンサス音楽賞を受賞。2021年度藝大生による木曜コンサート作曲に室内楽作品『PermanentChange』が選出され、旧奏楽堂にて初演。2022年度東京藝術大学奏楽堂モーニング・コンサートにて、山下一史指揮のもと藝大フィルハーモ
ニア管弦楽団によって『わたしを見つけ出して！』ピアノとオーケストラのための が初演された。これまでに作曲を大久保みどり、愛澤伯友、野平一郎、金子仁美の各氏に、ピアノを浜野与志男、伏木唯の両氏に師事。

◇吉﨑 理乃（指揮）※「吉」は「土」と「口」
2001年神奈川県出身。４歳よりピアノを始める。北鎌倉女子学園中学校・高等学校音楽科ピアノ専攻を卒業。2019年東京藝術大学音楽学部指揮科に入学、現在同大学院音楽研究科修士課程指揮専攻１年次に在籍中。学内にて、宮田亮平奨学金、安宅賞を受賞。また学部卒業時にアカンサス音楽賞、若杉弘メモリアル基金賞、取手市長賞を受賞。2023年度若手指揮者育成支援制度に合格し、紀尾井ホール室内管弦楽団の指揮研究員として研鑽を積んでいる。これまでに指揮を高関健、山下一史、三原明人、ピアノを大西慶子、嶌田さやかの各氏に師事。

◇山本 航司（サクソフォン）
山梨県甲府市出身。８歳よりサクソフォンを始める。2022年度に東京藝術大学を首席で卒業。卒業時にアカンサス音楽賞、安宅賞を受賞。高校生より、第16回日本ジュニア管打楽器コンクール金賞（第１位）受賞、第17回ジュニアサクソフォンコンクール第２位、など多くのコンクールで入賞し、大学入学後も第６回秋吉台音楽コンクールサクソフォン部門において第３位受賞、第37回日本管打楽器コンクールサクソフォン部門、第２位、など多くの入賞実績を積む。東京藝術大学在学中には成績優秀者に与えられるモーニング・コンサートのソリストに選出され、藝大フィルハーモニア管弦楽団と共演する。またこれまで World Saxophone Congress Zagreb（2018）、 UnivercitéEuropéenne de saxophone Gap（2018）などに参加し、ヤングプラハ音楽祭（2019）ではソリストとして招待され演奏。瀬木芸術財団、山梨メセナ協会、タラッツィ財団から助成を受けており、2023年９月より、ロームミュージックファンデーション奨学生として採択される。サクソフォンを飯室志津香、加藤里志、平野公崇、大城正司、大石将紀、林田祐和、須川展也、Christphe Bois、Claude Delangle の各氏に師事。東京藝術大学音楽学部を経て、パリ国立高等音楽院第１課程修了。現在はパリ音楽院第２課程にて研鑽を積んでいる。

◇永井 希望（ピアノ）
2000年９月生まれ。５歳からピアノを学び始め、これまでピアノを小田裕之、佐々木恵子、金子勝子、鈴木弘尚を始めとする各氏に、ソルフェージュを佐々木邦雄氏に、室内楽を河野文昭、野原みどりの各氏に師事。現在、ピアノを有森博氏に師事。
東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程器楽専攻ピアノ研究分野１年次在籍中。

◇白川 憂里亜（ソプラノ）
福岡県北九州市出身。ドイツ・ブレーメン生まれ。７歳より日本に移り西南女学院中学校・高等学校を卒業。2018年平成ミュージックフェスティバルベストプレーヤー賞。第21回九州音楽コンクール高校生クラス最優秀賞。翌年度５月に受賞者コンサートに出演。第67回藝大オペラ定期公演「魔笛」クナーベ役の選抜オーディションに合格しオペラデビューを果たす。第24回九州音楽コンクール大学生クラス最優秀賞。第12回AMAピアノと歌と管弦のコンクール予選にて優秀賞及び最優秀賞、本選にて金賞及びグランプリ。第９回あおによし音楽コンクール奈良プロフェッショナルステージ第２位。令和３年度、令和４年度杉浦奨学生。これまでに白川深雪、菅英三子の両氏に師事、現在は佐々木典子氏に師事。学部卒業時にアカンサス音楽賞、松田トシ賞、同声会賞、佐々木成子賞を受賞。現在、東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程声楽専攻独唱科１年に在籍中。

◇橘和 美優（ヴァイオリン）
第66回全日本学生音楽コンクール小学生の部東京大会第３位。第68回全日本学生音楽コンクール中学生の部東京大会奨励賞。第２回ツィゴイネルワイゼンヴァイオリンコンクール優勝。中国珠海で行われた、第２回若い音楽家の為のモーツァルト国際音楽コンクールカテゴリー Bにおいて第２位。第89回日本音楽コンクール入選。第19回東京音楽コンクール第２位、聴衆賞。第８回仙台国際音楽コンクール第５位。第９回 宗次エンジェルヴァイオリンコンクール 第１位、併せて中部フィルハーモニー交響楽団賞、聴衆賞。第15回ミュージック・アカデミー inみやざき2022にて優秀賞受賞。2021年度青山音楽財団奨学生。2021年度、2022年度ロームミュージックファンデーション奨学生。2015年、2016年、「金の卵見つけました。」オーディションで連続コンツェルト賞を受賞。ヴァイオリンを宮下要、窪田茂夫、窪田寿子、ジェラールプーレ、大谷康子の各氏に師事。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、東京藝術大学を首席で卒業。卒業時にアカンサス音楽賞を受賞。現在、東京音楽大学大学院１年に、特別特待奨学生として在籍中。使用楽器は、宗次コレクションより貸与された A.Stradivari“ex.Rainville”1697年製。

※スケジュール・曲目・出演者等は都合により変更となる場合がありますので、ご了承ください。